マジョ・マジョ・マジョ
昨夜、テレビで「魔女の宅急便」を放送していた。遅い夕食を摂りながら最後まで見た。
もちろん、これまでにも何回か見ているが久しぶりに見て、宮崎駿はこの頃が一番よかったなあとひとりごちた。
アニメーションの良さは実写ではできないことだ。そのひとつが浮遊感覚。箒にまたがり飛ぶキキ。飛べなくなって練習するキキ。慣れないモップにやきもきしながらそれでも飛んでゆくキキ。この作品は「トトロ」と並んで宮崎の傑作だ。最近の「ハウル」などは気に入らない。
宮崎の巨匠気取りも気に入らない。愛知万博の「トトロの家」も気に入らない。
あ、忘れていた。「耳をすませば」も好きだ。今じゃ同じようにえらそうになったユーミンもこの頃の歌はいいし、作品にあっている。
蛇足だが、19歳になる娘はこの「魔女の宅急便」が大好きだ。ビデオを買ってやったら何百回(ややオーバーか)となく、飽きずに見ている。どころか、せりふを全部覚えている。
いっしょに見ると、せりふより一足先に自分でせりふをしゃべる。キキのつもりかと思っていると、猫のジジまでやる。ボーイフレンドのトンボもやる。おソノさんも、金持ちのおばあちゃんも、画学生のお姉さんも。要するに全部自分で演じている。大学1年生にもなって。
これってどういう心理なんだろう。
来られた記念にランキングをクリックして行ってくれませんか
人気blogランキング