上野と渋谷
「上野はおいらの心の駅だ」というのは、井沢八郎の歌。
上野のお山にある国立博物館へ取材に行ってきた。部長が自ら3時間も案内してくれた。足が棒になったがそんなこともいえない。丹念に陳列を見た。上村松園の「炎」や田能村竹田、大観を見ることが出来てラッキーだった。陳列展に常陸宮の妃殿下が来ていた。意外なくらいガードがソフトで私の三列前を自然に観覧していた。
5時過ぎ、上野の駅前まで来て、居酒屋へ足を向けた。昼めしを食べていないことに気付いて、アメ横の昔くさい店に入ると、案の定客はまばら、おばちゃん二人がカウンターにいた。生一杯と鳥わさ、このわた、青唐焼きを食べた。2000円ちょっと。

それから渋谷に戻ると、ガキがいっぱい。佃煮にしたいくらいあ××鹿が集まっていた。
ヤマンバとヤマンバ風の男らがチームを組んでいるのか、円陣を作って地べたに座り込んでいた。
ああ、ホースを持っていたら水を撒きたい。
にしても渋谷センター街には世界の××が集まる。××が××を呼ぶのか。外国人の××な男に、日本の○○がぶらさがっていた。
それに比べると、上野はいいな。生活のにおいがする。貧乏くさいけど、皆人懐こい気がする。
こちらの思い入れかもしれないが。
早く、若者の遊び場が渋谷からどこかへ移らないかな。20年前のタバコやがあった町並みにもどらないかな。もどる前にこちらが隠居の身になってしまうか。
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