
春のおとずれ
今の彼女でない20代の小柳ルミ子が歌っていた「春のおとずれ」という歌謡曲が好きだった。詞はあの山上路夫さんだった。40年前にラジオのDJ番組を担当していた頃に山上さんに出演していただいたことがある。初めて会ったときこのかたがあの青春ソングを次々に書いた人かと疑うほど生真面目な人だった。私の出演交渉にも、話すのが苦手でと渋っておられたことを思い出す。
話はさておき(閑話休題)、「春のおとずれ」のことに戻る。この歌を聞いたとき、湘南の早春の浜辺を思った。
♫春のなぎさを あなたとゆくの 砂に足跡のこしながら はじめて私の家にゆくのよ
週末から昨日にかけて、大磯に戻って家のなかを整理してきた。20年間住んだ大磯を引き払おうと考えている。一人で山の家にこもってノートやビデオを2日にわたって整理した。途中、月曜日の夕暮れに大磯こゆるぎの浜まで出かけた。ウィークデイの浜辺はまったくひとけがなく、潮なりだけが響いていた。午後5時の夕焼けチャイムが鳴っていた。ちょうど大磯中学の前の浜だ。懐かしい風景が目の前に広がっていた。リュックを探るとデジカメがあったので記念にこゆるぎの浜を写しておいた。
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