レコード資料室にて
少し時間ができたのでレコード資料室に寄って来た。そこにはCDがどれほどあるだろうか。10万か30万か。洋盤、邦盤、ジャズ、クラシック、ポップス、歌謡曲、など限りない。
マイフェボリットソングを書くときは、いつも音源を聞いて書くことにしている。
今、呼び出したい曲は、西島三重子の「池上線」。荒木一郎の「紅の渚」。
荒木由美の「瞳を閉じて」。ユーミンはこの時期にいい曲をたくさん作っている。
「海を見ていた午後」「中央フリーウェイ」「卒業写真」。どれもいい。松任谷隆のアレンジが洒落ているのだ。
そして、捨てがたいのが歌謡曲、北原謙二の「ふるさとのはなしをしよう」。
音楽って不思議だ。聞くと、その時代、光景が浮かんでくる。たった五分足らずのスノッブな世界だが、私にはかけがえないものだ。三好達治の詩や与謝野蕪村の句と同じほど
荒井由美も西島三重子も私には大切なのだ。次回は「池上線」を紹介しよう。
ここで、少し先乗りして。
池上線

古い電車のドアのそば 二人は黙って立っていた
話す言葉をさがしながら すきま風にふるえて
いくつ駅を過ぎたのか 忘れてあなたに聞いたのに
じっと私をみつめながら 「ごめんね」なんて言ったわ
泣いてはだめだと胸にきかせて 白いハンカチを握りしめたの
池上線が走る街に あなたは二度と来ないのね
池上線に揺られながら 今日も帰る私なの
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