憎いあん畜生
と、こんな日活映画があったなあと、台風11号のど真ん中で思った。
現在深夜0時半、台風は相模湾を北東へ移動中。つまり我が家はその直下にある。時速は25キロとゆっくりしたスピードだ。
家人は全員留守で、私一人。規模は大きくないがゆっくり台風で、雨風をたっぷり運んできているらしい。
前から気配のあった我が家の一角に水滴がポチョン。腹がたつなあ。注文建築というのは見かけは格好いいのだが、風水害などには弱いのだ。
こんなブログをやっている暇などないはずだが、やっていないと落ち着かないからやる。後2時間すれば小止みになるはず。そこですぐ屋上へ上がって溜まっていた雨水を流すつもりだ。それまでの時間をどうするか。じっとしていると、雨風による家鳴りが気になる。
雨風も束になれば野分かな
「憎いあん畜生」でなく「明日晴れるか」だったかな。石原裕次郎が九州までドライブしていく話。タフガイの裕次郎ではなく文芸映画だった。そのクライマックスが台風による嵐だった。嵐の中で必死で車を動かそうとする場面が、やけに心に残っている。
そういえば、「風速50米」という裕次郎映画もあったな。
今1時。あと1,2時間もすれば通過するのだが。こんな酷い雨と風じゃベッドに入っても寝付けまい。
来られた記念にランキングをクリックして行ってくれませんか
人気blogランキング
追補:この記事は9月5日に書いている。「憎いあん畜生」の映画は別として、この印象的なタイトルは山本周五郎がつけた。そのことを昨日図書館で周五郎全集を読んで知った。