春の草花
目黒川沿いの桜も終わりに近づいた。今朝、ジムの帰りに新橋のあたりで最後の花見をした。
午後、白金の自然教育園を久しぶりに回遊した。
山吹の黄色い花が最初に迎えてくれた。黄色の5弁はまさに春いろだ。
足元にスミレがある。タチツボスミレのうす紫の花は可憐だ。隣にはイチリンソウとニリンソウの群落が連なっている。ニリンソウはヒト茎に二つの花が咲くのでそういう名前となったと案内板に書かれてある。
正門から水鳥の沼まで、ずっと植物園が続く。途中で野生の狸を発見。無心に羽虫のようなものを追いかけていた。子供が「あ、タヌキだ」と叫ぶと、そそくさと森の茂みに消えていった。何か得をした気分。
シャガが白い花をつけていた。故郷(くに)では狐しょうぶと呼んだはず。山中温泉に眠る父母の墓の周りにたくさんあったことを思い出した。今年は次弟が両親の元へ帰って、きっと3人で睦みあっていてくれるのではないだろうか。そうあって欲しい。
最後にラショウモンカズラの花を知った。羅生門で切り落とされた鬼の腕のような細長い筒状の紫の花はなかなか華美にして優雅。来年もまたこの花と会いたいと思った。
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