被災地から生中継
午前中はテレビの前にいた。大震災5年の特別番組が生中継で放送されている。知人が総合演出に関わっているのでモニタリングした。
司会のなかに糸井重里が入っている。彼の発語は一つ一つ響く。被災という呪縛からの脱出を暗示する姿勢に共感する。
被災地を三桁回数観光で訪れているといゲスト、カンニング竹山が茶化さず真っ当に議論していることに好感をもつ。議論の内容も悪くない。だがゲストが少し多いかな、半分でいいと思うが。
それにしても、ずいぶんたくさんの中継が出動している。局としても力が入っている。これだけ注目される番組を担うとなると、圧力もハンパでないだろうが、あえて火中に飛び込んでいってほしい。
来週後半に、私の担当していた番組の終了を記念する会が開かれることになっている。上記の大番組と異なり、こちらはひっそりと番組が終わりに近づいていくのだ。
誰かの句にこんなのがあったっけ。
さまざまなことを思い出す桜かな
もうすぐ花の季節がやって来る。