学校のヒーロー
本日の東京新聞に明日放送の「課外授業 ようこそ先輩」の紹介記事がカラー写真付で出ている。3段抜きの大きな記事となっている。Eテレの長寿番組でこういう場に登場するのは半年に一度くらいだが、こうして注目されると晴れがましくもありやる気がまた一段と湧いてくる。
1月31日(金) 夜7時25分からEテレで放送される「課外授業」は、アニメソングの第一人者水木一郎さんの授業。題して、「ヒーローソングを作ろう」。
マジンガーZやキャプテン・ハーロックなど、これまで12000にのぼるアニメソングを歌いつづけてきた水木一郎さん。どんな授業をやっていただけるのかと、最初に「教案」を見せていただいたときの驚きは忘れない。授業プランに学校のヒーローを考えるというコンセプトが挙げられていたのだ。生徒のこどもたちにとって母校は6年間慣れ親しんだ愛着のある施設。ここに、もし危害を加える邪悪が襲来したら、どんなヒーローが現れて守ってくれたらいいか、ということを子どもたちに考えてほしいという課題だ。
面白い。学校を守るヒーローというアイディアは秀逸だ。なかなかこういうぶっ飛んだアイディアはない。担当するディレクターは30代。実は、彼が水木さんのファンでもあり、水木さんの特性、経歴を知悉しているところから、当人と話し合ってこの課題を引き出したという。
そして実際の授業が始まると、子どもたちは実にさまざまなヒーローを考え出していく。その詳細はぜひ本番でご覧下さい。
ところでこの「課外授業」のラストシーン。いつも授業を終えた先輩が後輩たちと別れていく場面だが、いつもいろいろな工夫が凝らされていて私も試写でそれを見ることを楽しみにしている。さて、今回はどんなお別れになっているでしょう。この番組のひとつの楽しみ方だ。
やはり母校で授業をするというのは、主人公にとってひとしお感慨の深いものがあるようだ。授業のときは夢中で気がつかないが、別れのときになって、数十年前に通った母校、その仲間たちへの思いと現在の校舎、そして現在の“教え子”たちが重なる。すると胸に熱いものがこみあげてくるのを止めようもなくなってくるそうだ。
アニキ水木一郎さんは、最後にどんな顔を見せてくれるだろうか。
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