台風18号
今朝は快晴。昨日までの荒れ模様とは大違い。これまで経験したことのないような大雨が降るかもしれないと警告が出ていたので緊張したが、幸運にも神奈川、東京は大きな禍もなかった。
一方、京都府や福井、滋賀ではかなり被害が出た。
朝早く小浜に警戒警報が出たと聞いたときから、この台風の動きを注視した。案の定、福井嶺南地方が直撃されているということが次第に伝わって来た。故郷敦賀の動静が気になるものの、このさなかに連絡を入れるのも迷惑なことだろうと自粛する。やがて、敦賀市内を流れる笙の川が危険水位に達したという情報がテレビから流れる。もしあの川が決壊したら故郷の家も床下浸水するだろう。仮にその大河が無事であっても、実家の裏を流れる小川が気になる。農業用水の小さな流れだが、かつて溢れたことがあったはずだ。床下浸水して亡母が難儀したと愚痴をこぼしていたことを思い出す。
やがて台風は北上して北関東を通って福島方向へ向かう。この大雨がまた地下水となってフクイチ(福島第1原発)の汚染水を増やすことになるのだろうか。なんとか最低限で切り抜けてほしい。祈った。
――あの禍々しい天候は嘘のような今朝の天気。
それにしてもこの国はなんと脆弱な基盤に乗っているのかを、昨日の台風騒ぎで思い知る。
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