奇妙な時空間
新しい身分に変わって半月。さまざまな手続きや病院騒ぎで、気がついたら3週間経過していた。
昨日は終日家にいて、前から書き足している広島局の制作してきた8/6(ハチロク)の系譜の論文を直すことに費やした。
ニュースは安倍の訪米と北日本の豪雪のことばかりを報じている。自民党がはしゃいで経済の元栓をゆるめているが、はたして正しい政策を選択しているのだろうか。外交においても日本の立ち位置を見定めて動いているのだろうか。何か半可通のプロとは思えない人物ばかりが登場しているように思えてならない。
とぶつぶつ呟いても実際の行動を起こす気力がないのは、いささか健康に不安があるからだ。1月末に打撲した右肩、腕の痛みはまだ続いており、右手はまっすぐ上方にはまだ上がらない。どこへこの国が向かうのか、自分の人生航路はどう走るのか、はっきり見えない。薄い霧のなかにいるような気分。時間は動いているような、いないような。空間にいたってはまったく固定したような、軽い閉塞感。
4月から2つの大学で講義を行うので、そろそろ授業計画を立てて、それに相応しい映像作品を準備しなくてはならないのだが、3月の声を聞くまではだらだらといくのだろう。
あ、そうだ。ラストレターの投函がまだだった。300近い封書を作る作業があったことをすっかり失念していた。やはり、どこかぼんやりしている。
本日は放送センターの資料室に向かう。そのあと、職場のデスクへ行って溜め込んだ資料の整理作業にかかろう。
寒さのせいもあって、体が丸くなっている。肩が凝り腰が鈍い。体を動かしていないからこんなふうになる。
寒風のなかを大股で早足でぐんぐん歩こう。停滞する時空間、打破。
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