晴れることもある
寒さが少し緩んだようだ。朝日が厚い雲間からこぼれている。
年の瀬の3連休。ぽっかり空いた時間を過ごしている。あとひと月で65歳になる。現在の契約社員雇用も終わり、新年1月末からは一事業者として仕事をすることになる。国民年金の受給対象者になりこれまでの給与所得者という地位ではなくなる。いよいよ老年期が始まるのだ。その移行までのぽっかり空いた時間がいまの私に与えられている。
老年期の目標とは何であろう。仕事を達成することではない。家庭を守って子育てを実行するものでもない。新しい仕事の職種を確立するわけでもない。いったい生きていく目的を何に求めればいいか、裏返していえば死ぬまでの里程標をどんなふうに設定すればいいのだろうか。まだしっかり把握できていない。
当面の目標というか短期の里程(マイルストーン)というものはある。第1は、「課外授業・ようこそ先輩」の来年度新作の品質管理すること。第2は、京都の大学の9月集中講義の準備と実施。第3は、2013年度から始める在京の大学での週1の授業を通年遂行。と、2013年の期間は具体的な実施目標がある。
中期目標となると、映画のドキュメンタリーを手掛けてみること、商業演劇の作品プロデュースをすること、だろうか。前者については若干の心当たりがあるが、後者はまだ希望的観測の域を出ない。
さらに長期目標となるとほとんど見当がつかない。何になるだろうか。いまだ見えてこない。毎日毎日をしっかり生きて呆けないということであろうか。これでは消極的かつ「抽象的」すぎて生きる目標にはならない。もっと具体的な計画、イメージがほしい。
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