風邪をひいた
日曜日、フローリングの居間にどっかり腰を下ろして長時間PCをいじっていたら、すっかり体が冷えて風邪をひいた。昨日の昼ごろから鼻づまりがひどくなって、やがて咳き込みはじめた。すぐに常備薬箱からパブロンの封を切って飲む。
たかが風邪と馬鹿にしていたが、今朝になってもいっこうによくならない。困るのは咳き込むことだ。ノロウィルスが流行しているなか、咳から飛び散るノロウィルスにでもやられたら大変だと、口にははっきり出さないが、机周りの輩はみな小生を遠巻きにしている。
それにしてもノロウィルスというのは日本語的にずいぶん悪っぽく聞こえる。のろい→とろい→どんくさい、というイメージを喚起する。
30年前の友人で野呂さんという人物がいたが、喧嘩っ早い人だったから、彼を名前で冷やかしたら憤慨するだろうな。
マスクをつけながらPCのキイをたたくのだが、ウットオシイ。ひと段落ごとに一度は咳き込む。のど飴をほおばる。少しは違うようだ。咳が消え、なにげに体調が向上したような気になる。
ところで昨夜から気になっていることがある。
先月健康診断があって、その結果を記した通知が届いた。前から悪いといわれているものをのぞいてこれといって悪いものはない。悪いものの代表はPSAの値。前立腺の障害の程度を表すマーカーで、数値が限度3以下のところを10越えている。これでは頻尿になってもおかしくない。毎度のことだから、この数値にくよくよしているのじゃない。
気になっているのは体重だ。3年前、2年前、昨年と経過観察すると、ずっと減少傾向だったのが、本年は1・2キロ増えている。道理で、今朝ベルトをしたとき下腹がきついと感じた。
同胞(はらから)と下腹比ぶる師走かな
こんな駄句を作っている場合じゃないのだが、ついやりたくなる。咳き込みに飽きてつい手帳に書き込んでしまう。
そこへいくと荷風のエッセーに引用されている晋子の句なんざ、たいしたものだね。
憎まれてながらえる人冬の蝿
うまいものだ。こういう人事句をさらりと作ってみたい。いるね、こういう人。口うるさくて目障りな人が約1名いる。喜寿を超えそろそろ傘寿になろうというのにぴんぴんしてら。
おっと、また咳ひとつ。ノロアメ、ノロアメ
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