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土砂降りの「広島の日」

土砂降りの「広島の日」

8時15分の大切な時刻はテレビ中継を見て、テレビのなかの平和公園の鐘に耳をかたむけ黙祷。市長の平和宣言、首相の演説を聴いてから、会社に向かった。
途中、篠つく大雨と遭遇。お気に入りの靴がびしょ濡れになるなどさんざんなめに遭った。
澁谷駅前あたりではゆるい降りだったが、センター街をぬけて暗渠の通りに入ったところですさまじい雨の攻撃を受けた。広島の日に大雨というのは珍しい。私の記憶ではこの20年間なかった光景だ。ただし、現地広島は晴れてはいたが。

原発再稼動を決めた野田総理に対して、来広阻止のスローガンをかかげるビラが先日の官邸包囲デモのなかで配布されていた。ご都合主義の判断しかしない首相に対して市民の気持ちは次第に離れている。今朝の新聞も支持率が22パーセントを切るという危険水域に入ったと報じている。おそらく現地の記念式会場の外では「野田、帰れ」のシュプレヒコールが上がったにちがいない。首相の空々しい「唯一の戦争被爆国」などという文言が宙に浮遊していた。

本日のNHKスペシャルは「黒い雨」。タイトルを見て複雑な気になった。同名のタイトルで今から27年前にNHK特集を私は制作しているのだ。ちょうど長崎局に所属していて、広島局と共同でそのとき「黒い雨」の正体を探る番組を作ったのだ。

原爆が実戦投下されたのは、真夏の8月の広島と長崎だけ。2つの市内は原爆が炸裂したあと火災が発生して燃えた。湿度の高い日本の風土。燃え煤が核となって黒い雨滴が生まれ雨となって爆心地の風下区域に降り注ぐ。このとき中空に拡散していた放射能が雨滴に吸い寄せられ、雨として地上に落ちた。つまり黒い雨には放射能が混じっていた。この雨のことは原爆投下直後から市民の関心を集め、さまざまな風評が流れた。そのなかから井伏鱒二の名作『黒い雨』が生まれた。

 わが制作チームはこの黒い雨の成分や放射能の有無を調べるために、現物を2つの都市で探した。長崎では黒い雨を浴びたという半纏を見つけたが成分から放射能は発見されず物証としては不十分なものと思われた。
そして、広島の己斐の民家から家の壁に残っているという情報が飛び込んできたのだ。欣喜雀躍、半信半疑でその家に出向いたところ、今ある壁のさらに内側に元の壁があってそこに黒雨の痕跡が残っている(らしい)という、家の人の話。現在の壁を壊さないで調査しようと胃の検査などに使用するファイバーカメラでのぞいたところ、黒々とした雨の跡が表れた。
 雨の正体を追うことになった。同時に、この放射能雨としての黒い雨は世界の他の区域で降ったことがあるのかどうかも調べることにした。
原子爆弾の実戦爆発は広島、長崎だけだが、地上の核実験なら数百否数千回にわたって砂漠や離島、草原など人跡のない僻地で行われている。そこで黒い雨が目撃されているかどうか、文献調査した。
 結果は、2つの都市以外に黒い雨が降ったという記録は見当たらなかった。黒いものとは炭素で、それは火災によってしか得られない。人類がほとんど暮らしていない僻地で行われる(ビキニの住民など米軍はないと見なしていた。セミパラチンスクの狩猟民などいないに等しいとソ連軍は見ていた)核実験では大地や水面が爆発で飛散することがあっても、火事による燃焼物の存在などなかったから、雨は降ったとしても黒くならなかった。ネバダの砂漠でピンクの鉄分を含んだ大地で実験が行われたとき、風下のユタ州にピンクの雨が降ったというのが唯一の色のついた雨であった。

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by yamato-y | 2012-08-06 14:57 | Comments(1)
Commented by hiroshima at 2012-08-11 19:38 x
はじめまして
時々、訪れています。
世代は、少しだけ下ですが、興味深く拝読させていただいています。

この日、広島は珍しく朝から曇りでした。
一日、すっきりとしない天気でした。
8.6には珍しいと思いながら、私は一日を過ごしました。



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