ザ・ベストテレビ
毎年、膨大な数のテレビ番組が制作されている。一説によれば20万本。しかし、その大半は、一部地域だけでの放送であったり、再放送の機会に恵まれない作品が少なくない。特に、ドキュメンタリー番組はその傾向が顕著だ。放送される時間帯も深夜であったりして多くの人が視聴しやすい時間とは言いがたく、ドラマなどと違って、DVD化されることもめったにない。名作・傑作・力作であっても埋もれている。
そこでNHKでは、その年の主だった「テレビ賞」に入賞したドキュメンタリー作品のダイジェストを一挙に紹介する番組を4年ほど前から始めた。「ザ・ベストテレビ」だ。20万本の番組から300本ほどがコンクールに出品され、そのうち20本ほどが受賞作となるわけだ。
6つのテレビ界を代表するコンテスト、日本民間放送連盟賞、ATP賞テレビグランプリ、日本放送文化賞、「地方の時代」映像祭、文化庁芸術祭賞、放送文化基金賞で受賞した作品のいくつかが選ばれて並ぶ。題して「ザ・ベストテレビ2012」。
この枠に、私のハイビジョン特集「若き宗家と至高の三味線~清元二派88年ぶりの共演~」が紹介される。といっても全編ではなく、一部紹介映像となるが、それでも、この枠に選ばれたということは名誉なことだ。
放送は。8月4日(土)、BSプレミアム 第1部が14時から18時まであって、私の作品はおよそ4時30分頃に放送されることになるだろう。
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