喫茶店の同窓会
赤坂山王神社辺りまでお使いに行った。新緑が美しい。昼飯は赤坂一木で、九州料理屋のランチ定食をとる。渋谷と違って昼休みはオトナばかりの世界。騒音、街頭音楽がないというのは実に爽快である。
週明けは、普段音信のなかった人たちから続々連絡が入る。嬉しいお誘いがいくつもあって快い。何が起きているのだろうか。心の玉手箱を開けてみたい。
旧友の連絡のなかに、ひとつ悩ましいものがある。
荻窪ぽろん亭のライブハウス店仕舞いの件だ。友人のコーイチが30年近くぽろん亭の軒先を借りて二月に一度の土曜日の夜にフォークシンガーのライブハウスを主催してきた。そろそろ旗を降ろそうかと相談の電話を受けたのが、去る土曜日。
コーイチに最後宣言をするのをちょっと待てと忠言した。30年も続けたのだから終了することは原則反対ではない。長い間ご苦労様でしたと声もかけたい。だから、最後を飾るケジメのイベントをやったらいいのにと、内心のお節介ムシがちらと動いた。コーイチの偉業を讃える会をプロデュースしてあげようかと思いついた。
昭和50年代、荻窪八幡そばの喫茶店、ぼろん亭。店主は元デザイナーだった鷹山みよ。
みよの人柄を慕って、3~40名ほどの仲間が友がきを形成した。つまり常連客だ。この十年の間に、みよが死に、クボカクが永眠し、シスカが昇天し、カズオミがシスカを追うようにして絶息した。一番年長のみよでも60代。残り3人はみな50代でこの世から出て行った。
ぼろん亭の一期生が集まって、昇天した4人の偲ぶ会を兼ねてコーイチのライブハウスさよなら公演をやってみようかと思いついたのだが、いざ発起するとなると、連絡から名簿つくり、会場リザーブ、会計まで雑事がみっちりある。そのやりくりを誰かとシェアしなくてはと適材を住所録を繰って考えているのだが、なかなか見つからない。
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