新しい仕事をにらみつつ
先週末に、「裸にしたい男・玉木宏」の前編を放送した。今週の土曜日に後編が放送される予定となっている。作品自体は、前後編合わせて作り上げたから、作業はすべて終えている。と考えていたら、新聞発表の原稿がまだだった。まず50文字の原稿からやっつけないといけない。続いて40文字、20文字。鋏と糊を手に四苦八苦して、書き上げた。
原稿をランに打ち込んでもらうと、なんとKプロデューサーがすでに原稿を作ってくれていた。
とにかく、後編のハイライトのひとつは玉木さんの素顔が見えてくる瞬間だ。どういう情況で起こってくるか、継起する出来事に注目していただきたい。山岳ドキュメンタリーというのは、エベレスト登頂のような名にしおう山を征服する過程を描くという種類が多いが、本番組は、冬山に挑むクライマーの心の動きを見つめることに徹した。
試写のときの評判。玉木さんという役者は自分の言葉を持っている。表現がうまい。
語っている場が3000メートル近い高地だけに、その語られる内容に信頼と共感をもつ。と、手放しの褒め言葉が相次いだ。
しかし、風速50メートルほどの突風が吹き荒れる稜線に出て、玉木さんがカメラを構えるシーンは何度見てもハラハラする。足場を崩したら、真っ逆さまに谷底。平然と歩を進める玉木さんに驚愕した。
さて、この仕事はほぼ終わった。放送されるのを見届けるのみ。一方、押切もえさんの「3丁目の夕日を探して」は今佳境に入っている。二人のディレクターたちも必死で取り組んでいる。これから、その2本のパートの試写が始まる。なんとか9時までにおさめたいが、どうなることか。疲れがたまってきたので、5時半過ぎ瞑想タイムをもつ。
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