この年の名残
いよいよ押し迫った。2011年も終わろうとしている。
多難の1年だった。
あの3月11日の地震の感触は今もなまなましく体に残っている。馬の背か牛の背のうえを歩くような、ゆらゆらした気分が3分余り続いた。未曾有の体験。きっとどこかで大きなことが起きていると、霊感の薄い私ですら感じた。あのあとの混乱はもう語るまい。
政治の漂流には言葉がない。さきほども新宿駅前でみんなの党が激烈な野田批判を繰り広げていた。
言葉通りには受け取る気にならない。だが、沖縄のこと、原発のこと、そして国民経済、いずれも不確定、不安定なことばかり。
昨日のポカについて、永田さんから励ましをいただいた。分かりました。手帳を配備します。今もシステム手帳を持っているのだが、やや大きくて使い勝手が悪い。改善の余地ありですな。
年末年始休暇の間、市民が描いた原爆の絵について、少し調べようと資料を蓄えた。1975年前後のヒロシマドキュメンタリーの躍進は目を見張るものがあると、最近になって気がついた。
一方、カタさんの作品も再度見直そうと、している。
でも、一番やらなくてはならないのは、あの原稿のチェックだ。2万字の論旨をもういちど頭から見直さなくては。
最後に番組の宣伝。
10月に放送した文楽。作り直して、国際放送で6回ほど流れる。
題して「Hiroshi Sugimoto's Bunraku]
12月30日 13時10分から
1月1日 2時10分から
よいお年を(おむかえください)
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