2011年のクリスマス
穏やかな日差しが顔に落ちてキタ。日曜日、しかも今日はクリスマス。
ベッドのなかで、30分ほどぼんやりしていた。
童謡の「かたたたき」の一節が脳裏に流れた。
♪お縁側には 日がいっぱい
タントンタントン タントントン
こうやって暮れになると、母はいつも田舎で帰省するぼくらを待っていてくれたのだなと思う。
父を亡くして十余年。ひとりで暮らした母もきついことがあったにちがいない。
母の詠んだ短歌から、今になって知る。
貼りかへし部屋の障子に西日入りひとり居われのしずかなる師走
こうやって帰って来るこどもらを待っていたのだ。ときには病をかこつときもあった。
ぽつねんと風邪に臥しいるわが部屋にさしくる木漏れ日手にうけてみる
小春日が差すこんな朝には思い出すこと多し。
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