普段は目立たない樹木なれど
一日こもってパソコンを打っていたので、4時過ぎ散歩に出た。
近くの自然教育園へ入る。四季おりおりが美しいこの庭は、紅葉が盛りだった。
冬の森になると、小鳥の姿がよく見える。軽い体操のウゴキをしながら、園内を歩いた。
夕陽が林深く差し込んだ。
高い梢のほうできらきらするものがあった。
見上げると、南天のような赤い実が葡萄状にいくつもぶら下がっている。美しい。
あまりに高い梢で下方には枝がないから、そんな実を見た事もなかった。
木の名前をたしかめたくても、林の奥にある木なので表札も見当たらない。
何という木だろうか。細くするっと伸びて、樹幹が白い喬木。藤の花を見つけたときと同じ感動が広がった。
園の帰りしな、案内所に置いてある図鑑で調べると、いいぎりだった。
いいぎり、か。
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