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リポートを読む楽しみ

リポートを読む楽しみ

集中講義を終えて、リポートを学生たちに書いてもらった。テーマは「この講義を通して、ドキュメンタリーとは何かということをいかに捉えたか」。
25枚のリポートが集まった。昨夜、ざっと読んだ。期待していた以上の論がいくつもあった。
帰りの新幹線でじっくり読もう。

さて、仕事の段取りが入ってきた。日曜日のナレーション録音に向けて、本日から準備に入らなくてはならない。
ただいま8時。ホテルの朝食はとった。朝ドラを見たら出発だ

帰路

4日間の集中講義を終えて帰っていく私の顔は、きっと輝いているにちがいない。
先週まで、番組の編集や構成打ち合わせが不調でイライラしていたことに比べると格段の差だ。これほど若い人と接することがクスリになるとは思いもよらなかった。
講義の最後にリポートを書いてもらったが、なかにこういう意見があった。
「戦争ひとつとっても、一方の側の正義と思って行っていることでも、その対岸にあるのは悪ではなく別の正義だったりして、どんなテーマにおいてもテレビという公共の電波を扱う場合、いかにナレーションの立ち位置を決めることが重要かということを改めて気づかされた」(Kさん、現代文化学)
わずか40時間の授業にもかかわらず、テレビというメディアの特質を把握している。

講義のなかで、「若き宗家と至高の三味線」を見せたが、現代の若者らしい視点で読み解いていることにもやや虚をつかれた。あの「物語」は登場人物のキャラクターがよく立っていて、物語もお約束のような展開で安心して視聴でき、理解しやすいというのだ(Sさん、修士課程)。作ったほうにそういう意図がなかったので、指摘されて新しい物語の作り方ということを考えさせられた。

どきっとする指摘もあった。
「編集によって統一感がもたされていたりするものもあった。単純にいえば制作者の作為によるドキュメンタリーだ。ここでは、あったことをそのまま提示するのではなく、あったことをドキュメンタリーとして作り上げていると感じた。」(Mさん、社会学)
「ドキュメンタリーは世界のひとつの切り取り方だ。だが、その切り取り方はできるかぎりたくさんあったほうがよい」(Sさん、中国文学)
「ドキュメンタリーはあからさまにヤラセとまでいかなくても、必ず何か作為があって、何らかの形態で作り手の意図、思想が反映されている。そのことが、小説などのジャンルと比べれば気づかれにくい構造になっている。そうしたことに一般大衆はもっと目を向けなくてはならない」(Tさん、二十世紀学)
「ドキュメンタリーが今やらなくてはならないことは、フクシマの原発事故のことだと思います。」(Yさん、社会学)
テレビのドキュメンタリーというのは社会の動きに比べて一周遅れているのではないかという挑発的刺激的な意見もあった。「パブリックな場に、どきゅめんたりーという形で映像が公開されるときには、その内容はすでに世間にある程度受け入れられていることのなのではないか」(Nさん、二十世紀学)
一日四コマ、朝10時から夕方までの8時間。みっちり映像の特性について、学生たちと議論を交わしたことは、とても精神の健康によかった。夏の頃に抱いていた不安感というか焦燥感のようなものが、今の私から消えている。それは学生たちとのふれあいだけでなく、京都の町の佇まいもおおいに関係しているのだろう。初秋の古都は大気が澄んでいた。毎夜見上げる空には大きなゆったりした月があった。西山に沈む日輪は毎夕茜を四方に放っていた。


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by yamato-y | 2011-09-16 08:14 | Comments(0)
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