平敷さんからのメール
ニューヨーク在住の元ABCカメラマン平敷安常さんから、メールが届いた。
「――震源地を遠く離れた東京でもすごく揺れたそうで案じています。
伝えられてくる悲惨な被災地の様子は胸を打ちます。5日目を過ぎたアメリカでも新聞もテレビニュースも大きく報道を続けています。NHKの報道は文句なしに立派です。正確な報道と被災者たちへの暖かい思いやりが溢れています。幾たびも涙しました。
世界中が、日本のことを真剣に心配していることが伝わり、救いになっています。今まで日本が世界のために果たしてきたことが改めて認識されたということでしょうか。アメリカもわがことのように真剣に日本のことを心配して協力しょうとしています。こんなときのアメリカは好感が持てます。」
有難い言葉。励まされる。今、私たちは歴史を生きている。未曾有の事態に直面する人類として生きている。粛々と行動したい。
そのはじめに、私は散髪した。風は冷たいが、陽射しは春だ。
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