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雪の詩仙堂

雪の詩仙堂_c0048132_1144415.jpg
鴨川、川原

雪の詩仙堂
土曜日、「戦争の記憶」の研究会があったので、京都へ来た。大学では、ちょうどセンター入試。いつもの演習室は使えないということで、別棟の研究室に12人が集まり、熱い議論が交わされた。

今朝起きると、ホテルの前のほとりが白くなっていた。昨夜遅く雪が降ったらしい。底冷えのする京都。寒いが、目を覚まさせることもあってシャワーを浴びる。四条河原町からバスにのって朝8時に京都駅に向かった。新幹線のダイヤが大幅に乱れていた。9時までに新神戸駅まで行かねばならない。そこに、Mさんが待っていてくれるのだ。このところ関心をもっている画家小早川秋聲を研究している人だ。甲子園に住むMさんは。本日岡山まで出張するというのを、少しだけ時間をいただいてあれこれ話を聞くことにしていた。50分遅延していたのぞみに乗って行くと、なんとか間に合った。寒い待合室で、Mさんは待っていてくれた。およそ2時間、話し込んだ。Mさんから有力な情報をいくつもいただいた。終わったのが11時過ぎ。京都へ戻ると、北陸線サンダーバードが雪のために1時間ほど遅れていた。敦賀まで帰ろうと思っていたが、これでは遅延に巻き込まれるだけでなく、東京へ帰る算段も難しくなりそうだ。迷った挙句、帰郷するのを止めた。

画家小早川秋聲は晩年隠棲状態だったが、それでも時々絵筆を執った。その大きな仕事のひとつ、詩仙堂の歌仙の肖像画があることを思い出した。狩野探幽が描いたものが古びたということで小早川秋聲が模写したと年譜にあったのだ。これを見に行こう。

洛北をめざしてバスに乗った。平安神宮から南禅寺、白川通りを抜けていくと、交通規制になっている。バスが一時停車させられていると、女子駅伝のランナーたちが次々に走っていく。そうか、今日は女子駅伝の実施日だった。白いものがちらちら舞い、選手の吐く息が白い。少女たちが雪のなかを駆けていく姿。まぶしい。雪は少しずつ増えていく気がする。一乗寺下がり松でバスを降りた。カートを引きながら白川通りを歩いていくと、「飛雲」という店の看板が見えてどきっとした。40年前に通った、河原町三条にあった中華料理店の名前と同じだったからだ。20年ほど前に懐かしくなって三条を訪ねていくと店はなかったから、てっきり廃業したと思っていた。まさか、場所を変えて営業しているなんて。しかも、私には馴染みのある左京の白川通りで。

ふらふらと店に入ると、昔と同じ背の高い間仕切りがあった。店舗は変わったが、内装は昔の雰囲気を残している。きっとあの店だと思って、店員に聞いた。「ここは、昔三条でやっていたお店と関係がありますか」
 中年の女性はにこにこ笑いながら、そうですと応えてくれた。さっそく、昔食べていた焼きそばを注文する。アンがかかったその焼きそばは昔と少しも変わっていない。美味かった。

店を出ると、雪は本降りになっていた。横なぐりの比叡下ろしに乗った雪が顔に張り付いてくる。坂道を登って、詩仙堂の門前に立った。寺内の竹林に粉雪が降り注いでいる。観光客の姿もなく、静かだ。寒気が襲ってくる。寒いことは寒いが引き締まる思いが湧いてきて心地よい。高揚していることが分かった。

お目当ての小早川の絵を探した。欄間に30ほどの歌仙の肖像が掛かっている。じっくり見ると、達者な筆捌きが見てとれる。なぜ、小早川がこれらの絵を描くことになったのだろう。寺の人に聞いたが、詳しくは分からないということ。
案内書をぱらぱらと紐解くと、150回忌のときの賛同者に九鬼という名前があった。兵庫の大名の名前で、小早川とも縁のある一族だ。ひょっとすると、この線からつながっていたのだろうか。彼の人脈の広さを実感した。
探索はそれまでにして、お庭を拝見することにした。雪の詩仙堂は初めてである。段差のあるお庭が白一色で気高く麗しい。時折鳴るししおどしが、静けさをさらに引き立たせる。傘もささずに、雪の庭に立ち尽くした。
京都の雪。きっと蕪村も見ていた、あの雪。

帰りに、蕪村ゆかりの金福寺に寄ると、観覧を中止していた。残念。

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詩仙堂三景
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by yamato-y | 2011-01-17 00:20 | Comments(0)
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