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しがみつくなと言われても

しがみつくなと言われても

来年度の番組企画の提案書でも書こうかと資料を広げていたら、子供から「いつまでも仕事にしがみついていては駄目だよ」と注意された。
このところ体調を崩し、仕事への意欲も減退していたから、私の本日の行動はなかなかいいじゃないかと自賛していた。久しぶりに前向きに考え直そうとする自分を評価していたから、子供の否定的意見にはぎょっとした。

62歳という年齢は世間でいえばリタイア世代。現役第一線から一歩退いた地点に立っているということぐらいは先刻ご承知。だが昔と違って62歳のからだも動けば頭脳もそこそこ働くとあって、番組作りの真っ只中は難しいとしても傍流にはいられるだろうと、私はあまく見ていた。子供に言わせると、それは主観的な甘い見通しであって、冷静にみれば体力に不安があり、瞬発力はもちろん持久力も相当減衰しているという 実際、このところの物忘れ、忘れ物の多さにはうんざりするどころか危うささえ漂う。健康に不安を感じたのは、先日のチェンマイでの急性カタルでも証明すみだ。精神も肉体も綻びが生じているのに、まだ「お前さんは番組を作り続けようとするのかい」と子供の口を通して、神様がおっしゃった気がした。

 たしかに私は今下降局面にある。けっしていい材料などない。
だが、仕事を放擲して、俳句や畑仕事に方向転換できるか。日がな一日、本を読み自然を愛で、孫や子供を愛することができるだろうか。

話はやや違うが、しがみつくという言葉と抱きしめるという言葉は似ている。なんとなく同じような行為を指すようにも思える。抱きしめるという言葉は、例のジョン・ダワーの「敗北を抱きしめて」というベストセラーから流行語となったようだ。最近、いろいろなところで目にすることが多い。大切なものを、心の奥底でしがみつくように慈しんで守り育てるというような意味だと私は受けとっている。

私の仕事にしがみつくのもこの「抱きしめる」という行為に似ていると思うのだが、子供らに言わせると単に仕事中毒の男の言い訳にすぎないという。

それにしても、いつからこんなに仕事中毒になったのだろう。番組を作ることが好きだといっても、高血圧の発作を起こしたり胃がんになったりするほど打ち込むこともなかっただろうと思うのだが、いまだに仕事の流れから離れたくないという意識が根強いのだから、私のワーカホリックも相当のものだ。

厄介なことは、このアディクション(中毒)は自分にとって忌むべきことでもなく、恥ずべきことでもなく、むしろ内心誉れと思っているところさえあるのだ。これほど勤勉に人生に立ち向かってきたと、私は自分のなかのもう一人の私に向かって誇っている。だから心底反省などしていない。そんな思いをもっている私がなぜ「しがみつくな」という言葉に耳を傾けて、方向転換などできるだろうか。

来る新しい年度に、どうしてもヘレニズムもしくはビザンチンの文化文明を探ってみたい。これまで見たことがないような古代文明の風に吹かれてみたい。イスタンブルから航路で黒海へ船出してみたい。前途は多難にして洋々でもある、はずだ。

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by yamato-y | 2010-11-06 15:06 | Comments(0)
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