思わぬ反響
あの番組を終えて、息をつめて事態を見守っていた。反響が怖かった。特に内部の人たちはどんな思いか不安だった。
本日、4名の生の声を聞いた。私の先輩にあたるNさんは番組の深度を褒めてくれた。あの登場する人たちはみな大人だ。これを見て感動するのも大人だろうという。そこはかとなく、自分のそんざいを伝えて行こうとする気性は、もはや60代以上だということか。
鍼に行った。本日は大先生は出張で、代理先生だった。その人は、私のこれまでのドキュメンタリーをよく見て暮れている人だが、事前の連絡をしていない。だが、本日、診察室で会うなり、「昨夜の番組見ましたよ」「予告を見たときから、きっとこれはYさんが作っていると思っていたら、やはり最後に名前が出て、私の勘は正しかった」と褒めてくれる。嬉しい。素直にその評価を喜ぶ。
でも、驚いたのは、日本の演劇界の大御所が、この番組に感動して涙したということを聞いたことだ。
芸を伝えるということの厳しさを日頃から痛感しているなかで、この番組に出会って感動したという評価を与えてくれたそうだ。
こんなふうに、内外のいろいろなところから反響が来る。私たちのメッセージが曲がって受け止められることがなかったことに喜ぶ。
清元榮三さんのポルトレが、実に江戸っ子で爽やかであったと聞くと、この数日、骨身を削ったことが報いられる。
ネットの反響もおおむねいい。なんと有り難いことか。
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