映画三昧
お盆休みに入っている。今日も朝から暑いが、こころなしか8月初旬にくらべて暑さの度合いがさがったような気がする。私だけだろうか。
昨日は、衛星映画劇場支配人の渡辺俊男さんと映画談義をした。渡辺さんはアナウンサーだが、映画評論のプロでもある。30数年にわたって、キネマ旬報に投稿している。今では、原稿を依頼されることもあるようだ。
来年の映画劇場のオーダーに、ゴジラ映画を入れてほしいという要望を私はもって、渡辺さんに会いに行った。円谷監督の生誕110年でもあるから、一度、ゴジラ映画10本ほど組んで特集をやらないかともちかけた。もし、これが成るなら、私のほうで、円谷英二のドキュメンタリーを作ってみたい。あまり知られていないが、私の私淑する大伴昌司はゴジラ映画のメイキング資料をかなり集めてもいるのだ。この資料を以前から活用したいと願ってきて、その実現化に向けて、私は働きかけに行った。
だが、それだけでなく、渡辺さんと映画の作品についてあれこれ話すのは楽しいのだ。とにかく、氏は邦画、洋画を問わずよく見ている。その情報から、私は新しい映画より古い映画の佳作を探すのが楽しい。私の映画の信頼するナビゲーターは渡辺さんと評論家の川本三郎さんだ。
土、日、月と休みの間に、読書もさりながら映画も見ようとDVDを多数用意した。備忘のため列挙しておこう。
「007 ロシアより愛をこめて」「ポリスアカデミー94 モスクワ大作戦」「オリエント急行殺人事件」「風立ちぬ」「旗本退屈男 謎の暗殺隊」「父ありき」「華麗なる激情」「ひまわり」「マイセン幻影」「隠し砦の三悪人」「バリー・リンドン」「プラトーン」「ミツバチのささやき」「カイロの紫のバラ」「セルピコ」「ペリカン文書」。
「バリー・リンドン」はキューブリックの名作の誉れが高い。噂は知っているが、長い作品なのでこれまで見たことがなかった。今夜、土曜日の深夜に見るつもりだ。一度見た作品もあるが、こういう長い休みのときは初見だけでない作品も入れておく。「007」は高校時代に見たきりだが、あのときの興奮を再獲得できるか確かめたい。昨夜はお気に入りの「ペリカン文書」を夜遅くまで見た。「マイセン幻影」は川本さんの文章が気になって取り寄せた。「風立ちぬ」は山口百恵の文芸作品。
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