映画を作りたいなあ
今朝、目黒の家から恵比寿まで歩いた。途中恵比寿のツタヤにビデオ5本返却
するためだ。目黒の線路沿いの道は桜があっていい。ぶらぶらアメリカ橋まで行く。
ウエスチンホテルの隣りにツタヤがある。
恵比寿ツタヤは、どこよりも古典旧作がそろっている。今、少しづつ昔見た映画を
見直している。今回は「尼僧物語」や「エデンの東」「処刑室・チェンバー」
などをレンタルして見た。
以前、見たときに比べると、「尼僧物語」の出来にそれほど感心しない。
荒い印象がある。フレッド・ジンネマンはうまいなあとかつて思っていたのだが、
今回は描写が粗い感じがした。映像や芝居作りはどんどん進化しているのだな。
返却して恵比寿ガーデンを歩いていくと、ガーデンシネマのショーウインドーの前に出た。
キム・ギドク監督の「サマリア」を上演していた。キム監督の前作「悪い男」には
とても感動した。今回は援交の女の子を取り上げているそうだ。タイトルは聖書のサマリア人に由来するのだろうか。期待感をそそられる。
今、韓国やインドネシア、中国などアジアの映画がいい。内容が深い。
映画製作を日本で志向すると、言われる言葉はきまって誰を出演させますかばかり。
ジャニーズ系か松島奈々子か織田裕二か、と当代の人気者の名があげられる。
いないと首を振ると、ではいくら出資しますか、回収計画はとくる。
どんな物語か、誰が脚本を書くか、監督は誰か、という話は後回し。
これでは、なかなか新しい才能は出にくいだろう。
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