春川
韓国の春川市には大きな川が流れている。
その川のほとりのバス停で、ユジンとチュンサンは出会ったのだ。その場所へ昨年の
早春に行った。川風が冷たかった。
春川の冬は厳しい。日本では想像がつかないほどの寒さが襲うそうだ。地元の
翰林大学で教えている日本人の先生からうかがったことがある。だからこそ
春が待ち遠しい。春になると、雪解けの水で川はまんまんと溢れる。
この川の川上(と私は思うのだが)にナミソムがある。なんとなくナミソムは湖の中に
ある島のように思われるが、実際は大きな川の「砂洲」が島になったもの。
「冬のソナタ」の冒頭のシーン。春川の下町を遅刻しそうなユジンが走ってくる。
はく息が白い。だが、バス停にさす光は春だった。こうして、あの物語が
始まったのだ。
春川という地名はソナチアンにとっても意味深い。

春川市遠望
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