小鳥になった人へ
♪小鳥(ことり)はとっても 歌(うた)がすき
母(かあ)さん呼(よ)ぶのも 歌でよぶ
ピピピピピ
チチチチチ ピチクリピイ
今夜はこの歌を歌い、心を通わせたい。
この世で会ったときから、ずっと話をしてきた。言葉はいつもそばにあった。
だが、小鳥の言葉になった。懸命に話しても、小鳥語になる。それでいいんだよ。
もう人の言葉を話さなくてもいいのだよ。あなたはけっして傲慢ではない。いつも謙虚に生きた。安らかに、小鳥語を話してください。
「若き日の頬は清らに わずらいの影なく おん身今あでにうるわし されどおもあせても」
あんなに輝いていた日々があったが、今は面も褪せてしまった。
だが、「わが心は変わる日なく おん身をば慕いて」そして、「ひまわりの陽をば恋うごと とこしえに思わん」
ぼくは、嵐の夜に、この歌に満腔の感謝をこめて歌う。
あなたの後ろをやはりまたついて歩いていきますよ。きっとあなたは一番好きな五月の風の中に佇んでいることでしょう。
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