秋の蚊
秋の蚊やペンギン歩きの腕を刺し
明け方、蚊がまとわりついた。10月も末だというのに蚊がいる。今年は温暖化の影響も少ないと思われたがそれでも夏の蚊が居残っている。
四十肩五十肩の症状はいよいよ最終の局面に入ったらしい。タケ先生が昨夜鍼をうったあと整体をしてくれた。左腕付け根から左の二の腕をひっぱり揚げる。少しずつ角度があがっていく。昨日まで揚がらなかった角度まで腕が揚がって行く。施術を終えた先生は、「これまで技を出し惜しみしていたのじゃないですよ」と笑っている。
この肩の症状はある時期まで何をやっても効果がないそうだ。私の場合はいよいよ最後の段階に入ったとみて先生は荒療治をほどこした。たしかに、これまでより腕が揚がりやすくなりはじめている。
この症状は体が冷えているとなりやすく、私の場合は腕が水平まで揚がっているが、人によっては体から30度の角度しかあがらずペンギン状態になるそうだ。
少し緩解したとはいえ、まだ不自由なことは続いていて、寝ているときも左腕がうまく動かず、秋の蚊の鈍い動きにもかかわらず刺されてしまった。
明け方は冷え込んだようだ。起きると鼻がぐすぐす言っている。息のもれかたが少しずれて聞こえる。つまり、自分の鼻すすりだが他人のを聞くようにして聞こえる。風邪のひきはじめかな。
昨夜、少し時間があったので、新宿紀伊国屋の1階をうろついた。新書も新刊もなんだか不景気のことを解くような内容ばかり。佐高と西部対談とか、中川昭一と宋対談とか気色の悪い本ばかり眼につく。
ふと、今手がけている宮崎駿、養老孟司対話のことを思い出した。宮崎さんの発言だ。これからどんな作品を作っていきたいですかという質問に、彼は「経済とか政治とかいう紙きれのことをずうっと貫く、下のほうの層にあるものにぶつかって作っていかなくてはいけないと考えている」と答えた。紙切れのことでないこと・・・。
この放送は今週の土曜日だ。やっと本日完成する予定。
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