銭湯の効果
気候もいいので、日の高い3時から中延の八幡湯に行った。ここには天然の黒湯の温泉がある。この店のお湯の温度は高め。とにかく暖まる。いささか風邪気味なので、ここはひとつ体をリフレッシュさせておかないと、明日からのロケに体がついていかない。エンカレッジ(元気付けなんて勝手な用語にしている)させようと出かけた。
タオルとバスタオル、石鹸、シャンプー、をビニール袋に入れて、足元はサンダル。簡単なイデタチ。
料金は450円。とにかく1時間入ろうと、計画を立てる。まず、一番大きな湯舟のバブルバスに15分漬かって体を馴らす。次に洗い場で簡単に頭を洗い、体を洗う。その間10分。
そして、ガラスで間仕切りされている黒湯に15分。これは全身浴5分、下半身10分。
この湯に漬かっていると、鼻汁がずるずると出てくる。新陳代謝が活発になるのだ。さすが天然温泉。体のあたたまり具合が違う。
いったん、脱衣場の扇風機の前に行ってクールダウン。血圧が普段高いのだから、この配慮は大切。およそ3分。再び頭がすっきりしたところで洗い場へ。ここで、今度は懇切に体を洗い、洗髪する。ただし、リンスは嫌いだからしない。およそ5分、ここまでで合計48分。
2番目に大きな湯船に入り、床からの沸いてくるバブルに足裏を当てながら肩までつかること8分。次に冷水プールに1分入って、最後の黒湯に5分漬かる。
風呂から上がって、鏡の前で扇風機にあたって、体を乾かし、下着だけつけて、マッサージ機に100円玉を投入。7分の強度マッサージを受ける。この段階で、すでに体はぐにゃぐにゃ。思わずよだれがこぼれそうになる。
番台には昼の光が差し込んでいる。日がまだ高いのだ。こういう時間帯の銭湯は実に気持ちがいい。定番のコーヒー牛乳を飲もうと思ったが、その横に青梅が入ったソーダがおいしそうだったので、それにする。130円。なんだ、梅酒じゃないのか。
この八幡湯は先日閉鎖になったと聞いていて残念に思っていたのだが、住民の要望が強いので再開したらしい。この閉鎖騒ぎで御迷惑をお客さまに与えたので、来る28日は終日無料デーにするという張り紙が風呂屋の玄関にあった。とにかく、この銭湯が存続されて嬉しい。とても銭湯ではすまない、贅沢なお湯感覚がここにはある。
風邪をひきはじめたかなと思ったら、八幡湯へ。
再開したということで住民たちも待ち望んでいたのだろう。開店と同時に男女40名ほどがぞろぞろ入った。銭湯に止まること1時間。客はジジイばかりで、青年は一人。子供は一人もいなかった。はしゃいで騒ぐ子供がいない銭湯は淋しい。バタバタ走り回る餓鬼を叱る楽しみがないじゃない。カンバック!キッズ
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