紫電改のタカ研究
昨夜の「タモリ倶楽部」はちょっとした驚きがあった。切手のあれこれを論じていたのだが、今の切手ブームは40年前のそれから大きく様変わりしたということを伝えていた。
1950年代の終わりから60年代初頭にかけて小中学生を中心に大きな切手ブームが起きた。浮世絵の美しい切手などがきっかけになったといわれるが、子供たちの間で人気があったのは、「見返り美人」と「月と雁」で数千円の値段がついていたと思う。西周や新渡戸稲造や初日カバーなどを必死で交換しあったものだ。なにより使用済みはノー価値だった。
当時は、古い切手で「文化人シリーズ」「国立公園シリーズ」などの未使用が高い価値をもっていた。その後に登場する「第2文化人シリーズ」や「国定公園シリーズ」は価値が数段落ちるというような評価基準だった。
ところが、昨夜の番組を見ていたら、現在では通常切手でスタンプがあるほうが価値があるということらしい。驚いた。評価基準がコペルニクス的変動を起こしていた。その「タモリ倶楽部」のゲストにはなぎら健壱や鴻上尚史といった私と同世代からマイブームのみうらじゅん とお約束のキャスティングになっているのが嬉しい。往年の切手マニアたちは現在の様変わりに一様に驚いていた。
なぎらは東京下町だしタモリは博多、鴻上はどこか知らないが、あの時代、全国でみんな夢中になっていたということに、あらためて感動する。
おそらく、その同じ頃に戦記ブームも巻き起こるのだが、その立役者のひとつが、ちばてつや「紫電改のタカ」だったはずだ。昨日、その紫電改のタカの単行本全4巻を入手した。と、ここまで書いてちょっと中断する。
これから、外出する。この続きは帰ってから書くことにする。
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