武者震い
久しぶりに大きな番組を手がけているから緊張もある。一言一句に神経を使う。表記にしても然り。
今月に入ってからずっと続いているから、疲れも溜まった。おまけに気候が不順だから体調をくずしやすい。だんだん、声がかれてきたから要注意だ。タケ先生の診療は29日の予定だが、今夜あたり行ってみようかな。
定年以後、新たな番組作りに挑んでみたいとやってきた。実際に、作業に入ってみると、体力がかなり落ちていることに気がつく。15年前だったら、4、5本番組を平行して制作することはなんでもなかったが、今では2本はいっぱい一杯だ。
実際の編集における構成を立てること、インタビューすることなどは、長年のトレーニングでけっして若い世代にも負けない。だが、徹夜を続けたり、パソコン作業となったりすると、体も知力ももたない。特に、パソコンを初めとする新しいテクノロジーの使用はしんどい。録音、編集などでも機器の進歩は日進月歩。この3年ほどの間に長足の進歩を遂げている。なにより、映像の圧縮技術はすごい。映像を圧縮というより、データ化された映像が扱われるのだが、そのデータを如何用にも圧縮変形できるのだ。たしかに、これを使いこなすことができれば、取材力がなくてもなんとかカタチにはなる。
だから、最近の番組は中身が薄いのかもしれない。
大きな仕事のために、あちこちに不義理をしている。京都の大学、大伴さんのお母さん、国際交流の会、句会、田舎の実家。これらのことも、この特番が終わったらと考えている。
一つだけ、大伴さんのお母さんとは、月曜日にお会いする約束をした。
さあ、この週末。いよいよ、第一番目の作品が出る。
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