全身漫画家
やっと完成した。「全身漫画家~真説・赤塚不二夫論」
放送は、3月29日(日) 午後10時から90分。いや精確には89分です。
冒頭に、電気グルーヴのピエール瀧さんが登場して、自分のポリシーを語る。
「電気の場合、すべて遊びですから」と。
この精神こそ、全身漫画家が若い世代に遺した業績のひとつではないだろうか。そんな仮説を立てて番組はスタートした。それからおよそ5ヶ月にして、やっとカタチになったというわけだ。
今回は、かなりたくさんの人にインタビューした。その記録は膨大で、内容をチェックするだけでも時間がかかるものだった。この貴重な証言をすべて聞き取って、赤塚不二夫という人物像を少しずつ刻んでいく、気の遠くなるような仕事であった。でも、面白い話をいっぱい聞くことができた。
赤塚漫画がどれほどラジカルで時代をリードしていたかということを、今回の取材を通じて私はあらためて知った。そのことを、番組を見てくれる人たちに伝えたい。
証言者に、一人娘の赤塚りえ子さんと、手塚治虫の娘手塚るみ子さんが登場する。意外にも二人は大の仲良しだったのだ。
「これでいいのだ」とは、どういう意味を赤塚はこめたのだろうか・・・。
ごらんください。
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