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テレビ番組の味方です

 テレビ番組のこと

 いつも不思議に思っていることがある。映画は重要な作品だがテレビの番組には作品性がないという考え方だ。
たしか、昭和30年代ぼくらが小学校時代、映画は下劣な娯楽物と思われていた。私の育った北陸だけがそうだったとは思えない。あの頃、映画を表現として評価するインテリゲンチャは数えるほどだった。
 小学生は映画館への出入りは父兄同伴でしか許されなかった。すぐに同伴でも禁止という措置になった。映画は不良の見るものだから、子供はだめだったのだ。学校から行く映画か巡回映画以外は中学生以下はご法度だった。先生引率で行った「マナスル探検隊」のとき、映画館に張ってあった石原裕次郎のポスターを見て、この映画を見たいなあと切実に思ったことは今でも覚えている。
 高校に入ると、試験が終わる頃にはいつもプレスリーの映画がかかっていた。よく見た。今考えれば、あれは田舎の映画館主の作戦だったのだな。映画館はにきび面の若者でいっぱいだった。そして「007」シリーズが始まるとぼくらは夢中になった。テレビは当時「アンタッチャブル」かな。昨夜「アパートの鍵貸します」(ビリー・ワイルダー監督)を見ていたら、「木曜日はアンタッチャブルを見るから駄目」というセリフが出てきて感動した。

 大学に入学した60年代後半ですら映画はそれほど立派なものとは思われていなかった。映画研究サークルが「幸福(しあわせ)」というフランス映画や「圧殺の森」を一生懸命宣伝していたが、映画館ではエリザベス・テーラーなどのハリウッド映画一色だった。そのうち、「昭和残侠伝」など鶴田浩二や高倉健の映画が学生によってもてはやされるようになった。でも私は「ある愛の詩」や「落葉と口づけ」のほうが好きだった。
 当時、本を読んでも映画のことに言及しているのは、佐々木基一、花田清輝ぐらいだった。それ以外の誰も映画のことなんか本気で語っていない。
 それが、どうだ。今や東大の元総長や気鋭の評論家らはえらそうに映画を語る。小津だ成瀬だ、ゴダールだと声高に言うのだ。それでも足りないとみえて、第三世界(こういう言い方も古いか)の映画監督まで引き合いに出して、映画の魅力を喋喋する。
ぼくらの心をわくわくさせた新東宝のちょっとHな映画などに言及するのは、ぼくらと同世代の評論家川本三郎しかいない。
 映画芸術を言い立てる人はほとんど例外なく、テレビなんて駄目だと言う。これが不思議なのだ。たしか、昭和30年代には、映画はほとんど同じ視線にさらされていたと記憶する。その映画は今日芸術作品として扱われるようになったのだが、テレビはそういうことにはならないと、端から踏んでいるのだ。
 映画は監督の著作物として妥協しない作品性を保持しているが、テレビ番組は視聴者やスポンサーという「主持ち」だからたいしたことはない、とでも言うのだろうか。

それで、私としてはテレビ番組のかたをもちたくなるし、いい作品を発掘していこうと、
「ドキュメンタリーの現場から」のような記事を書き始めたのだ。
by yamato-y | 2005-03-13 21:27 | 新しい番組を構想して | Comments(0)
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