椎名町へ
午後に旧椎名町の二股交番へ行く。トキワ荘跡地での撮影が行われる。
3月の特番「赤塚不二夫」の取材である。
大事な二人の人物がその現地に来てくれる。漫画家の水野英子さんと編集者の丸山昭さんだ。
二人ともトキワ荘を知悉している。水野さんはおよそ1年間住んだことさえある。トキワ荘グループの紅一点。
丸山さんは「少女クラブ」の編集者として、そのアパートに出入りした。後に編集長時代、例のちばてつや傷害事件が起きた。穴を埋めるために原稿をトキワ荘に持ち込んだその人である。二人はどんな話をしてくれるだろうか。
さて、準備のため丸山昭著『トキワ荘実録』を読んだ。そこでどきっとすることを発見した。
平成元年に手塚治虫、2年に寺田ヒロオ、8年に藤子F不二雄、10年には石ノ森章太郎が死去している。いずれも60歳か61歳だ。なんと、今の私と同年じゃないか。早い。本当に早い。
昨年、赤塚不二夫が72歳で亡くなったときに早いと思われたが、他のメンバーに比べればずっと長生きしていたんだ。
来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
人気blogランキング