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老いの小文

老いの小文

2週間毎に通っているタケ先生の鍼を、ローテーションを変えて昨夜行った。体が冷えているらしい。少しきついお灸をすえてもらった。1月生まれで元来寒さにはつよいほうだったが、年々こたえるようになってきている。さらに、老眼がすすんだようだ。パソコンの文字のフォントが標準のサイズでは読みづらくなっている。昔、福祉番組を制作しているときに行った実験を思い出した。

20年前になるか。障害をもった人たちや高齢者と共生する社会をめざそうというキャンペーンの番組を何本か作った。そのなかで、若者が障害体験をするという実験の番組を作った。アイマスクをして目の不自由な人の境遇を体験したり、脚におもりをつけて高齢者の衰えた筋肉を実感したりする実験だ。いろいろなレベルで小学生たちに体験してもらうなかで、私もいくつかをやってみた。度が合わない老眼鏡をかけて町を歩く、ということをやったときに、老人というのはずいぶん不便をかこっているものだと感じた。

感じた、と思っていた。ところが、実際にその年齢に近づき、老眼になってくると、あのときの理解していたことはまったく実態と離れたところにあったなと思う。現象的にはずれてはいない。たしかに目がぼやけてモノが見づらい。が、それ以外の感覚は鋭いから、不自由な視覚をおぎなっていた。今は、視覚のみか聴覚も身体感覚もぜんたいに鈍重になっていて、老眼の見辛さだけではいえない、かすみがかかったような感じが全体に押し寄せてくる。

昨日の昼食は、映画の大プロデューサーのMさんとごいっしょした。
不況は映画界にも当然押し寄せている。しかも、世間的な経済不況の上に日本映画の構造的な不況が重なってたいへんなことになっているようだ。
この3年間、日本映画は好調だった。ハリウッドの凋落もあって、毎年400本ほどの日本映画を製作してきた。それまでは200本程度だから倍の規模で謳歌してきた。数千万円のVシネマに近い映画から30億50億の大作まで、年400本作っても一応需要はあった。映画の興行が成功しなくても、その後のDVD化で利益を確保できるという方式が一応うまく機能していた。玉石混淆の作品群が出現した。悪貨は良貨を駆逐していく。だんだん、映画の質が落ちてきた。しかも、映画の興行成功させるためのスキームばかりが追求されるようになった。製作委員会方式は、映画会社とテレビ局と商社と銀行が中心に収益回収の仕掛けとなって、リスクがあるときだけ外部の資本を導入するという、映画のネオコン状態になった。加えて、世界的不況である。

映画製作じたいは、機材の進展などもあって昔より少ない予算でも出来るようになり、雨後のタケノコ状態で、年400本も作られるようになった。一日に1本の割合で日本映画が出来ているのだ。この映画をどこで見せるか、映画の”出し場”が問題となる。当然、映画館をもっている大手映画会社の立場が大きくなった。映画興行の成功パターンはテレビを通じて宣伝ということで、テレビ局の関わらない映画はだんだん見離されるようになった。

現在、映画を製作することがきわめて難しい状況となっている。数十億の大作であれば逆に作れる可能性は高いが、1億以下の小さな作品は仮に撮影できても、その映画を掛ける映画館がないのだ。今、映画館はシネマコンプレックスで系列化されていて、評判をとったり成功した映画にばかり並ぶようになっている。客の入りが悪い映画はすぐ打ち切りとなり、話題作にすぐ切り替えられるのだ。

Mさんは現在2つの企画を持っている。一つは数千万の洒落た映画、もう一つは50億ほどの大作。洒落た映画の製作は見通しが立たず、断念することにしたそうだ。では大作かというと、これは3、4年かけて、各界と交渉の必要があり、容易には実現しない。きわめて厳しい状況にMさんはある。
私が昨日会ったのは、Mさんが春から東大で教鞭をとることになって、その相談で来られたのだ。私が5年間大学で教えているので、そのノウハウをちょっと知りたいということで、食事をしながら話し合った。

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by yamato-y | 2009-01-29 09:37 | 登羊亭日乗 | Comments(0)
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