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応答のかぎりに

応答のかぎりに

1昨日出逢った澄江さんは、こんな体験をしていた。私家版の「原爆の日から」という詩集を表したとき、広島の高名な女性詩人にその本を贈った。有名な詩人の知己を得ようとしたわけでなく、原爆というものの被害に自分のような間接的なものもあるということを少しは知ってもらいたいと澄江さんは思ったのだ。たしかに、澄江さんは被爆したわけでなく、原爆の犠牲者が恋人であったというケースだ。だが、その苦悩はけっして被爆者と変わらないものであった、と私も思う。
ところが、その詩人から何の反応もなかった。「読みました」の一言でもいいのだが、それすらなかった。多忙で返事を書く暇がないということではないだろう。一々の問い合わせに応じることができないとすると、澄江さんの体験も作品も、詩人にとって関心の外であったのだろうか。「どうせ、あなたのようなケースは私たち被爆者とは同じではないという考えなのでしょうねえ」と淋しそうに語る澄江さんの表情が心に残った。

ヒロシマは被爆者だけのものではない。一つの町が一瞬にして消えるということは、その周辺にも悲劇が生まれたということだ。原爆投下された事実は実に広範な悲劇を生み出した。被爆から63年、長く被爆した事実が中心で語られてきたが、「非被爆的被爆」の事実にもようやく目が向けられるような時期が来たのではないだろうか。この言葉を思いついたのは、原爆のために家族全員を失った戦災孤児が書いた詩集「心に放射能を浴びて」を読んでからだ。その少年は8月6日は学童疎開していて遭難せず、市内にいた父母妹を失い、過酷な戦後を生きていた。彼はもちろん被爆手帖をもっていないが、あきらかに原爆の被害者である。心に深い放射能を浴びたのだ。

応答ということにもう少しこだわりたい。

私が体験したことだ。世界的に知られた作家のM氏にテレビ出演の依頼をしたことがある。2年前に、ある番組を企画したとき彼の出演を構想し、いろいろなルートをたどって個人事務所へ依頼の手紙を差し上げたことがある。彼がテレビに出たことがなく、あまり露出することを好まないということはおおよそ知っていたが、あえてその企画に相応しい人物と思い、手紙を書いた。
4、5日して、個人エージェントを通して、自分は出ないという意向がもたらされた。残念ではあったが、返事があったことに誠実さを感じた。

昨日、先日亡くなったカメラマンに弔意を示す手紙を、ある人からいただいた。その人とカメラマン、私は20年前からの付き合いであったが、この十年はご無沙汰していた。だが、カメラマンが死去したことだけは伝えたいと、葬儀のあとに私は手紙を書いた。多忙でかつ高齢となったその人からの返事はないだろうと思っていたところ、返事があったのだ。しかも懇ろな思いのあふれた素晴らしい手紙であった。
感動した私は、このことをカメラマンの遺族に伝えたところ、とても喜んでくれた。

呼びかけられたことに応える自由も応えない自由もある。でも、人としてつながりのなかで生きる私たちにとって応答することをよしとしたい。

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by yamato-y | 2009-01-15 09:15 | Comments(0)
<< そうだっけ 昭和24年の詩 >>


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