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早くジジイになって

早くジジイになって

橋本治と内田樹の対談を読んでいたら、橋本が40過ぎたあたりでジジイになったほうが楽だと思って開き直ったというような事が書かれてあった。それまで、20歳の頃からずっと若ぶってきたけど、もうやめたのだというのだ。

《でも人はボケることをみんな気にしてて、いつまでも若くいたくって、自分の能力がシャープじゃいけないと思ってンノかも知んないけど》という橋本の弁。そう思っていてもボケるほうが楽になっていくことがあるんじゃないかと、橋本は続けて語っている。
たしかに、私らはずっと長く若いということを特権視してきた。橋本と私は同じ年齢。昭和23年生まれの、正真正銘の札付きの団塊の世代。

老いの意識は、40過ぎて数字や固有名詞が覚えられなくなり、ついで老眼になったことからだと橋本はいう。私の場合、老眼が出てきたのは2年前だから遅いが、トイレが近くなったのが老いを意識をした始まりだった。
これが起きて来ると、海外取材が無理だと自覚した。というのは、外国で一日車に乗って移動していると、トイレを我慢しなくてはならない状況がたびたびある。外国人のスタッフやドライバーにいちいち断りを入れて、かつガソリンスタンドなどのトイレを探すというのは苦痛になるからだ。昔、ドイツのアウトバーンに乗って渋滞に巻き込まれ4時間我慢したことがある。あれは、若かったからできたのだ。今じゃ考えられない。

昨夜、ニュース9に大江さんが出演していた。昨今の不況の時代をどう考えるかというようなことをインタビューされていた。相変わらずお洒落だったが、近年お会いしていないので久しぶりに見た顔は老けたなあという思いであった。20年前の段階で、大江さんは50代後半にもかかわらず、老賢者のようなものいいとそういうアティチュードをとっていたが、お顔はいきいきとして、老人にはまったく見えないことがおかしかった。でも、昨夜の顔は名実ともに老人であり、ところが若々しい精神がその老いを上書きするように滲み出ていて、不思議な魅力を作っていた。

仕事においても日常においても、若い者に負けたくないとつい対抗意識をもつ。すると、無理がたたって、後になってガクンと来ることが多い。まだ出来るのだと思って夜更かししても、次の日の草臥れ方は昔と比較にならないぐらい深い。年をとって、頭がぼけて、汚くなって、とネガティブに捉えているから、老いたくないとこれまで頑張ってきた。
でも、そろそろそのレースから降りようかなと思う。明け方に、トイレが近くなって、何度も通うことがあってもいいじゃないか。ドアに鍵を指したままにしてもいいじゃないか。ケータイをどこに置いたか忘れてもいいじゃないか。人の名前が出て来なくても、顔が分かるならいじゃないか。これが、赤瀬川源平のいう「老人力」ということかなあ。

その力に「喪」もないだろうか。40代や50代に比べて、少しずつ鈍感になってきた気がする。だんだん、親しい人が亡くなっていくと、喪失の悲痛が薄くなっていくという喪のワクチンだ。そうしないと、人を長年やっていくのは大変だろうから。
おおむね、その流れでいくとしても、時折、ドカンと衝撃を受けることがでてくる。それもまた仕方がないと、諦めることができるのも「老人力」として。

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by yamato-y | 2009-01-10 12:47 | Comments(1)
Commented at 2009-01-10 22:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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