大伴昌司と父の顕彰碑
12月3日に、大伴昌司と父四至本八郎の顕彰碑が建てられた。
場所は大阪府岬町淡輪(たんのわ)。父八郎のふるさとである。南海本線で難波からおよそ1時間、紀州との県境にある。大阪湾のほとりにあって、対岸には淡路島が見える美しい地だ。
淡輪駅は改札口が一つしかない小さな駅舎。そこから浜の方に向かって100メートルほど下っていくと信号のある交差点が見えてくる。その四つ角の一角に顕彰碑は建っている。
碑は向かって右に父の業績、左に大伴の業績が刻まれている。横2メートル、縦1メートルほどの黒御影石の立派なもの。
人物は大伴の縁戚にあたる柴崎覚さん。この柴崎さんは地元の名士で、八郎伝説には詳しい。
見つめているのは、大伴のルーツとなった四至本家があった場所。顕彰碑から200メートルほどのところにある。20年前までここに古い屋敷があったのだが、無住となって荒れたので廃棄された。敷地は600坪ほどの広大なもので中央に巨樹がそびえている。
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