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ドキュメンタリーの現場から


「完全実録!夜回り先生」(TBS 2005年1月25日放送)

水谷修、定時制高校の教師。13年にわたり毎夜繁華街を夜回りし、子どもたちを薬物か
ら守ろうとしてきた。その姿を描くドキュメンタリーだ。同じ素材を教育テレビで見たが、それは水谷先生の講演が中心に構成されていて、この番組とやや趣が違う。これは、水谷先生に密着し二人の少女とのかかわりを中心に薬物被害の実態をカメラで切り取っている。
 一人の少女Aは受験に失敗したことを契機に転落したという。睡眠薬や風邪薬を大量に摂取するオーバードーズとリストカットを繰り返している。19歳の彼女を水谷先生は12歳と見ている。心がまだ育っていないのだ。彼女の危うさ幼さをカメラはきちんと見つめる。
夜の公園でAにインタビューするシーンがある。滑り台にのぼったりブランコをこいだりしてはしゃぐA。そのAがおばあちゃんに会いたいと話しだす。彼女にとって唯一の見方だったのだ。そして夜空に向かって大声で「おばあちゃん」と叫ぶ。19歳とは思えないほど幼く無防備だ。映像は生身の叫びを越えていわば魂の叫びを表している。圧巻だ。取材者と取材される人との間に「関係」が出来ているからこそ、こういう取材ができるのだ。
 番組では水谷先生がガンに侵されているにもかかわらず、子どものために奔走する理由を明らかにしている。13年前に薬物の本当の怖さを知らないまま見殺しにした少年Cの存在。その最後が彼の心に焼き付いているというのだ。その理由で一応納得できるものの、その事実だけでここまで献身的に見ず知らずの子どもたちにつくすことができるのだろうか。常人の想像を越えた、執念を燃やす水谷先生の本当の理由が、私にはまだ見えてこない。腑には落ちないが、毎夜夜回りし夜通し500通のメールに応答する水谷先生の真摯な姿は無責任な批判を許さない。
 番組の構成は後半やや崩れる。薬物被害の衝撃的事実にひきずられ、《水谷先生の物語》としての起伏が弱いのだ。彼の持病についての言及は少なく彼の人生の現実が見えにくい。彼が教師を辞めるシーンが一つのポイントのはずだが、詳しい事情が語られないまま、終章に漠然と配置されているだけだ。
 学校を去っても依然夜回りを続ける姿でエピローグとなるのは、辞める理由に説得力がないので肩透かしの感が否めない。むろん、心を病む子どもたちの問題に終わりなどなく安易な決着を望むほうが問題多いが、もっと水谷先生の人柄に添って展開すれば、深い読後感を得られたかなと惜しまれる。
だが、力作であることには異論がない。

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ドキュメンタリーの現場から_c0048132_1710226.jpg

by yamato-y | 2005-03-08 14:03 | 2004年度ドキュメンタリーの現場 | Comments(0)
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