定年再出発  


懐かしい空
by yamato-y
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断捨離か終活か

断捨離か終活か

週末、ずっと大磯にこもっていた。蔵書の整理というか処理に追われた。1970年から仕事に就いて大阪、荻窪、武蔵小杉、長崎、成増、広島、大磯と転居を繰り返しながら○○ほどの書物と暮らしてきた。どうやら目黒で終焉となりそうな気配、戸建ての家ならともかくマンションでは本を収納できない。かと言って古本屋に捨て値で売りはらう気にもなれない。

故郷の図書館でもお願いしようかと、ある人に相談したところ色よい返事をいただけた。実数がどれほどで、どんな分類の図書があるかを報告することも兼ねて、先週から週末に一人で大磯に戻って本の整理にあたった。
もっとも多いのは大江健三郎関係書であったが、意外にあったのが詩、詩人論、詩批評だった。ざっと350はある。こんなに現代詩を読んでいたっけと自分でも首をかしげるばかり。むろん、句会に入っていたから俳句関係書は少なからずあるが、それと負けないほど日本の現代詩が多い。中でも交流のあった吉野弘さんのものがエッセイまで含めるとかなりあった。整理しながら、久しぶりに黒田三郎、永瀬清子、立原道造らの詩を読みふけった。大手拓次や八木重吉、高良留美子、石川逸子の詩の言葉は今思い出しても胸に沁み入る。
その昔、映像の勉強に役立つだろうと演劇書に手を出したことがある。その余波で、ブレヒトやテネシー・ウィリアムスらの戯曲、詩と花田清輝の著作集が書棚の奥から出てきて、しばし読みふけった。先頃亡くなった蜷川幸雄も若い頃は、ブレヒトの芝居に強い関心があったと記憶するが。異化効果などということに言及していた気がする。

戸惑ったのが雑誌の類。「世界」「群像」「創」「ブルータス」「新日本文学」「美術手帖」「芸術新潮」の数が半端でない。だが、古書としては価値ゼロに等しい。これらは古紙として資源ゴミの日に出すよう、隣人からアドバイスを得た。

職場の友人から断捨離をするとスッキリするよと言われたが、そうはならない。まだ大磯の山の書屋に梱包しないままにしてきた諸書を思って恋々としている。憮然と湘南新宿ラインの車窓を眺めている。


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by yamato-y | 2016-05-30 12:46 | Comments(0)

3つのぼう

3つのぼう

人間は赤ん坊として生まれます。親の情けで生きるのです。赤ん坊は1人では生きていけません。一つ目の“ぼう”です。

長じて、人間はときどき生きているのが嫌になり、姿を消したくなります。実際にはなかなか消すことはできない、せめて遊びだけでもと、「隠れん坊」が生まれました。これで2つめの“ぼう”です。

 アテネの神殿には、「汝自身を知れ」という扁額がかかっていたそうです。偉いことを考える人が古代には複数いたそうです。ソクラテスさんもその1人ですが、彼はこの言葉について言及しますが、彼が考えたわけじゃない。
2014年ごろから、渋谷のスクランブル交差点に長い棒を持った外国人観光客の姿が目につくようになりました。よく見ると、棒の先にはカメラ代わりのスマホが装着され、そのレンズは棒をもつ本人をねらっています。まさに「汝自身を知れ」。その棒は自撮り棒と呼ばれ、3番目の“ぼう”にあたります。

 こんな世迷い言を思いついたので、ブログに書き残しておこうっと。

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by yamato-y | 2016-05-25 15:51 | Comments(0)

手紙の別れ

若葉風

 日曜から大磯の家に来て、書棚の整理をしている。築20年のまだ若い家だが、あちこちに故障が発生している。私の人生は、家族のこと、仕事のこと、個人の内面のこと、などは人並みの幸せを与えてもらったと感謝している。ただ一つだけ、ずっと悩まされたのがこの大磯の家だった。職場まで1時間15分の遠距離にあるなんてことは当初から予想していたから問題ではない。家そのものの欠陥に10年以上悩まされて来たのだ。どれだけ補修工事を行ったことだろう。かかった経費も今ではそれなりの額になった。それでも、一生のなかの最大の買い物であったわが家だからなんとか住める状態をキープして自分の終の住処(すみか)にしたいと頑張ってきたが、4年ほど前から精魂尽き果てて都内のマンションに越した。
 週末のセカンドハウスでもいいかと考えて、贅沢ながら二つ所有していた。他にこれといって金のかかる趣味や道楽ももたないから切り詰めればなんとかなると思っていた。2年ほどこれといったトラブルもないまま過ぎた。一昨年の暮れあたりから、屋上の防水などにほころびが出てきた。部分措置をやってみたが、うまく収まらない。そうこうするうちに、昨冬長い間放置した。年明けに訪ねてみると、応接間の壁にシミが出来ていた。

 それからずっと考えた。―そして、結論を出した。これ以上は無理だ、この家をアバンダンしようと。もちろん私一人の判断ではない。家人や子供の意見も入れて、検討した結果である。
おそらく1年後には建物が消えているだろう。それまでの過程を映像で記録して、住宅トラブルドキュメンタリーでも制作して、世に建築家とか工務店とかいう人たちの悪辣さを訴えてやろうかと考えてみたり。

 そういうこともあって、週末には大磯帰りが大事な日課となった。今、二千におよぶ書棚の雑多な書籍の整理にかかっている。今回は、大江健三郎さんに関する資料と書籍の整理だった。大江さんの単著だけで195、他の人が書いた評論でも30あった。この他に、私が大江さんと同行取材したときのノートや資料を合わせると膨大なものになる。
次回は、花田清輝とフォロアーたちの書籍、雑誌などの整理にかかるつもりだ。

 本棚の整理をするとどうしても書類の破片がぼろぼろ出て来る。それをビニールの大袋に入れていた。朝9時半、チャイムが鳴ってゴミ収集車がやって来た。さっそくビニールの袋に昔の日記や名刺などを詰めて出した。ひとつひとつ精査していたら、また整頓が停滞する。思いきってミズテンで一袋を作り上げ、収集車のローラーの間に押し込んだ。
 袋は何の悲鳴も上げず、ゴミの闇のなかに吸い込まれていった。
アディオスわが××よ

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by yamato-y | 2016-05-16 22:16 | Comments(0)


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