定年再出発  


懐かしい空
by yamato-y
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雨に濡れた葉桜ほど美しいものはない

雨に濡れた葉桜ほど美しいものはない

今朝、久しぶりにブログを開けた。コメント欄にチェックがあったので、その記事を読んだ。
今年早々に死去した喜多さんの千葉時代の友人という方からの連絡で、私が書いた喜多さんの追悼記事をご自分のブログとリンクさせたという通報であった。

春の長雨が昨夜来続いている。放送センター西口の前にある桜の古木にも雨が降り注いでいる。若葉の青さが目にしみるとともに、幹が雨でくろぐろと濡れて美しい。逝った人を思い起こさせる健気なはかなさ、美しさがある。その木の前で、私は懐かしい喜多さんの笑顔を思い出していた。

千葉の人の記したものを読むと、故郷ヒロシマから遠く離れた病院で治療を受けているときも、喜多さんは周囲の人にあたたかい思いやりをもって振舞い、ずいぶんおおぜいの人から慕われたようだ。どうして夭折する人の生き方はこれほど美しいのだろうか。
 ひるがえって、今66歳の馬齢を刻む私。

句友葱男氏の句を手向けておく
とんびだけ眸(ひとみ)に残る訣れかな   葱男

 私も、この春に訣れを主題に作句したので、遅ればせながら並べておく。
 春浅し谿(たに)深き駅の訣れかな     登羊亭  



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by yamato-y | 2014-04-30 18:10 | Comments(0)

黄金週間に入って

佳作のテレビ番組を

 29日、雨もよいの夕暮れに出勤して、ナレーションの録音にアテンドした。デーモン閣下の「課外授業」の仕上げ作業で、ナレーターは篠原ともえさん。彼女の詠みは表情があって、実にうまく語りこんでくれる。編集段階でかなり苦労したが、今回の作品も水準をクリアできたのもかなり篠原さんのナレーションによるところが大きかった。この1年間でナレーションを3度以上担当してもらったのは、近石真介さんと篠原ともえさんの二人だけ。現在、私が気にいっているナレーターたちである。

 黄金週間に入って、特番を目にすることが多くなった。「美の壺」の「長崎」は渋い作りで、その取材の深さに感心した。日曜美術館の「奥村土牛」も代表作「醍醐」の背景を丹念にひも解いていたことに好感をもつ。そして、昨日朝の特集ドキュメンタリー「甥(おい)っ子よ がんばっぺし!~震災遺児と伯父の3年~」という震災特番の誠実な作りに、アタマが下がった。面白おかしければ何でもいいという風潮などにとらわれないテレビ制作者の矜持を見るような佳作だった。思春期の男の子二人が親を亡くして3年間、伯父の世話になって生きてきた記録。これといって大きなエピソードが展開するわけではないが、真面目そうだった弟の眉毛が細くなったり、仮設住宅の狭いベッドの傍らの壁に穴が空いていたりする画像を通して、少年たちの心に潜む苦悩がにじむ。安易な画造りをしない制作姿勢に敬意をもつ。

 翻って、民放の番組群の相も変わらないバラエティにげんなりする。むろん、ニュースショーなどでは公共放送の微温的な論調とは異なる鋭いものがあることは認めるが、こと番組に関していえばレベルは実に単調で、こんなことが続けばテレビ文化は衰退していくに違いない。


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by yamato-y | 2014-04-30 07:33 | Comments(1)

キャパの身長

キャパの身長

昨日は中野の古い民家に住むカメラマンリポーターのタクさんを訪ねた。
タクさんは去年まで講談社で写真集や平敷安常さんのノンフィクションなどを編集していたが、75歳という高齢になって、編集職を降りた。現在、中野の自宅でこれまで撮った写真や書き溜めた原稿などを整理している。上智大の学生時代から、光文社の「女性自身」でライターとして活動を始めたタクさんは、ベトナム戦争にも従軍し、あのサイゴン陥落のとき現地で最後まで取材を続けたという歴戦の勇士。あの高名なサワダや開高健たちと並んで60年代のベトナムを駆け巡った経験をもっている。

 先年、タクさんは土門拳の写真集「早稲田」を復刻編集した。その折りに土門の名作「ヒロシマ」に関する情報を把握していて、その情報について話を伺うことが、訪問の目的だった。
 取材は成功。タクさんから有益な情報が次々にもたらされたのだ。同行したA君とも、収穫に喜んだ。
 ところで土門の古い友人に熊田千佳慕がいることは近年まであまり知られていない。

 戦前、日本という国家を宣伝した斬新なグラフ雑誌「NIPPON」がある。これを作ったのが日本工房。ここは、日本の写真・デザイン界の源流であるとまで評される。報道写真とグラフィックデザインの民間会社として1933年に名取洋之助が結成した。そこに新人の土門拳がいた。彼は名取から厳しい指導を受けていつも愚痴をこぼしていたという。後年の「傲慢な」土門からは信じられないようなポルトレが残っている。この失意の土門をいつも慰めていたのが、デザイナーの熊田五郎だった。土門は熊田の描く細密なグラフィックデザインにリアルさでは叶わないともらしたと後に書いている。この五郎が千佳慕であるということはまったく知らなかった。「私は虫である」というドキュメントを私が作ったときは、熊田は巷で貧しく暮らす絵本作家でしかなかったのだ。この土門と熊田の友情について、タクさんは知悉していた。

 写真家のエピソードに関心をもつタクさんが、突然ロバート・キャパについて唐突な質問をぶつけてきた。
「キャパの身長ってどれぐらいだと思います?」
 イングリッド・バーグマンとも浮き名を流したキャパはユダヤ系ハンガリー人。洒脱でお洒落な彼はよくもてた。背の高いすらっとしたイメージから、私は178㎝と答える。A君はさらに高く180㎝以上。
 タクさんはにやっと笑った。書架からキャパの伝記を取り出して、あるページを指す。「163㎝」。
  「!?」

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by yamato-y | 2014-04-24 07:59 | Comments(0)

一甫さん

一甫さん

 4月20日の日曜日。底冷えするような雨模様のなか、目白で開かれた句会に出席した。
このところ、参加者が減って、若い人たちしか集まらないと機関誌「めじろ遊俳クラブ」にあったのが気になって3ヶ月ぶりに参加した。同様の思いが古参のメンバーにもあったらしく、4月の会は10人を越える盛況となった。
今回は自由詠のほかに、課題詠として、「遍路」「桜鯛」「涙」の3つの御題があった。涙はむろん季語ではなく、あと2つは春の季語でもある。
 自由詠は自分勝手な表現に溺れて私の句はまったく選に入らなかった。たとえば残り桜を詠んだ句。
 飛花落花乃木坂あたりの狼
 乃木神社の枝垂桜の終わりの花吹雪を詠んだつもりだが、まったく意味が通じなかった。
 一方、課題の「遍路」に提出した句はすこぶるいい評価を得た。
 若遍路げんげ田も見ず念仏かな
 宗匠によればいささか切れがないから、順を替えるともっとよくなると指示。
 念仏かなげんげ田も見ず若遍路

 2時間ほどの句会で、話がもりあがったのは3月23日に80歳で死去した一甫さんに話が及んだときだ。ちなんだ句がいくつも提出されていた。

 4年前に入門したとき、最高齢の一甫さんの姿がすぐ目についた。小柄で穏やかな風貌にもかかわらず、その左の頬に深い障害が刻まれていた。幼い頃に頬に腫れものが出来て除去したため深い陥没が刻まれたのだ。この「傷」は一甫さんの心にも深い傷を残したと、年来の友人であった宗匠が今回初めて明かして、一甫さんの厳しい生涯を知った。
 2つの追悼句が心に残った。
 猫翁さんの句。 春昼に空の澪ゆく汝の舟
 ポン太さんの句。 谷戸に背を一甫一徹花山葵
 2つとも心のこもった句であったが、とりわけ猫翁さんの悲しみは心に沁みた。


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by yamato-y | 2014-04-22 07:57 | Comments(0)

思い出ボロボロ

思い出ボロボロ

長い不在だった。ここに来なかったのは2つの理由がある。ひとつは新年度の番組作りとオーダー(順番)の確定。もうひとつはiPadの読み(リーディング)にうつつを抜かしたことである。ブログ記事を書くことより2チャンネルのきわどい記事を読むことの方が面白くなったというくだらない理由が、ことの真相。

iPadを使えば、ネットが寝床に入っても読むことができるのだ。かつての「週刊実話」や「奇譚くらぶ」のような危ない雑誌の煽情的な記事を誰にも咎められずにベッドでひとりで見ることを、このiPadは可能にした。そして、そういう記事のデータベースこそ2chだった。だからオフィスでの新年度番組作りと大学の授業案作り以外は、ほとんどiPadに時間を費やすことになった。ここにはまった(依存した)原因となる体験はしっかり記憶しているが、あまりに生々しいので、ここでは書かない。

とは言いながら、書きたい、表現したいというエネルギーも次第に溜まってもいった。レギュラーの「課外授業」の制作が稠密化して表現意識が急速に高まったのだ。…とこう記しているのも、iPadのメモ機能を利用している。ここまで東急本店そばのヴェローチェで記している。とにかくこの機械の便利性にとりつかれている。とりあえずメインのPCに送って、ここまでにしておこう。

 先週、ある声優さんのナレーション録りを行った。やさしい少女の声をもったその人の語りはとてもうまく心地よいものであった。
とある箇所で、その人は語り(ナレート)ながら、まぶたを赤らめ声がいささかうわずるということがあった。どうしたのかなと、作業が終わってから聞くと、テキストの内容に思わず絶句しそうになって動転したという。
それは、6年生の女子が自分年表を作成して、その記事について母親と話し合う場面。友だちからクラスのある女子を無視しようと誘われて、それを断れなかったと悔いる場面だ。とても大切なシーンではあるが、言葉を失うほどの衝撃的な事実はない。でも、その声優さんにとっては、ある痛切な記憶につながっていたということが、その後の「告白」で知ることになった。
 どうやら、その声優さんも少女時代にいじめに遭っていて、そのことが脳裏でフラッシュバックしたと推測される。

 小学校や中学校時代にいじめに遭って、その傷をいまだに癒せないままでいるという人は、実は思った以上に多いらしい。

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by yamato-y | 2014-04-14 16:56 | Comments(1)


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