定年再出発  


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by yamato-y
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時にはポジティブに

マルチン

 今年の授業にはポーランドからの留学生マルチン君がいる。日本のサブカルチャーを研究しているのだが、日本語が達者でよく喋る。
全体討議のときでもどんどん発言する。日本の、特に男子学生は指名しないかぎりほとんど話さない。歯がゆくて、ほらマルチンみたいに自分の意見をがんがん言わないと駄目だ、そんなことでは仕事に就いた時に困るよと挑発するがオトナシいものだ。

 授業の合間に、仕事としての番組制作についてときどき触れる。放送局の組織や職種について説明する。ある種のシューカツセミナーのようなものだ。これが職業人の外部講師の役目でもあると考えている。

日本では、ジャーナリズムに行きたいと思えば、誰でもどんな学部でも入社試験を受けることができる。ポーランドではそんなわけにはいかない。きちんとジャーナリズムの養成機関で学んでいないと受験資格がない。だから、かなり早い段階で進路を学生は決めさせられるが、日本では大学の4年まではフリーでいられるし、就職先も自由な選択だ。その点が、日本の大学生は恵まれているよと、マルチンは羨ましそうに語った。
なるほどそうだ。日本ではテレビ局にしろ新聞社にしろ出版社にしろ、学部の制限はほとんどない。文学部であろうと法学部、経済学部、理学部であろうとも、誰もが受験する資格がある。マスコミの作法が知らないから門前払いということにはならない。欧米は違う。一定のジャーナリストのトレーニングを受けてこないと採用の機会がない。そのために、専門学校へ行くか、田舎の小さな新聞社などにまず就職してキャリアを積むかなどの工夫が求められるのだ。
だが、わが日本ではそんなことはない。いかなる学部の出身であっても、入社試験に合格すれば、その道に進むことができる。日本では、職業知識は企業が教えるから、大学であらかじめ修得する必要がないのだ。と聞かされても日本の学生たちはあまりのその恩恵がぴんとはこないらしい。ふうんと言った顔で聞いている。

 このところあまり評判のよくない日本のシステムでもいい部分がある。精神科医の中井久夫が、日本の医学でいい点は臨床と研究が近いところにあることだと書いていた。ドイツなどでは、研究はほとんど臨床と接することがなく「思弁」の世界に閉じこもって埋没するが、日本では半分はクライアントと接しながら半分は研究に捧げるというシステムになっている。このほうが風とおしがいいというようなことを中井が書いていた。納得した。

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by yamato-y | 2011-06-02 08:07 | Comments(0)


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