応答可能性
応答可能性なんて難しい言い方をしなくてもいいかもしれないが、ちょっとつかってみたくなった。
1月6日に書いた記事「空の上から」で、友人の沈黙のしのしのし君に、私が分からなくなった命題について教えてくれないかと呼びかけたところ、まじめな彼はちゃんと応答した。
その答えはあまりに長く、要約するのも困難なので、できれば、そのブログを訪ねていただくことが一番いいと、私は思い、ここにその記事を紹介しておこう。
ブログのタイトルは、「沈黙のしのしのし」で、1月7日の記事「空の上から、何かをまなざしている人は誰か? 」がそれである。
いやあ、よく考えられている。というか、現代の新しい考え方をふまえながら、きちんと小林秀雄や胡蝶の夢にも言及しているのだ。内容は、とにかくこの記事を読んでいただきたいのだが、驚いたのは、私も以前から関心があった、小林の蛍のエピソードが含まれていたことだ。
この彼の記事にはコメントがゼロだったことは惜しい。彼の友人たちも参戦してくれるともっと面白いかもしれない。
この年少の友人の才能を私は評価する。サイトウタマキやヒガシヒロキにも負けないというか、彼らを襲え。
実は応答可能性という言葉はヒガシからいただいたのだが、彼の言説などは捻りすぎていて、これはどこまで本気で実感しているのかなと、疑いたくなる。それに比べて、沈黙のし君はけっしてアクロバットにならないところがいいのだ。
いずれにしろ、ブログという場で発したことに応答があるということは楽しいことだ。
だが、あまり、友人関係で、これをやるのもなんだから、これ以上は深入りしない。
ただ、ぜひ、この「沈黙のしのしのし」という若い世代の記事を読むことを、私は勧めたい。
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