映画はもはや文化だ②
衛星映画劇場のW支配人から得がたい資料のコピーをもらった。
それは、各国の映画のランキングだ。先年、映画誕生100年だったとき、各国ではそれぞれの映画協会が中心になって映画のベスト100を選んだ。そのイギリス編とアメリカ編をチェックしてみた。
イギリス映画協会(BFI)。ブリティッシュ・フィルム・インスティテュート略してBFIである。ここで選ばれたのはもちろんイギリスの監督や俳優の人気が上位を占めるのは当然のことだ。日本であれば、「七人の侍」「東京物語」が上位に並ぶように。
このBFI100は全て英語表記なので、日本の題名となかなか結びつかず少し往生したが、気になった上位作品を紹介する。
ベスト5だ。
1位、「第3の男」(キャロル・リード)
2位は「逢びき」(デビッド・リーン)。これの原題は「Brief Encounter」だ。短い出会いか。それにしても日本題もうまいなあ。
3位、「アラビアのローレンス」(これもデビッド・リーン)
4位、「三十九夜」(ヒッチコック)
5位、「大いなる遺産」(これもデビッド・リーン)、
イギリス人が好きで誇る映画のベスト5は以上だ。列挙して見るとなかなか感慨深い。すべて1940年代以前だ。それにしてもデビッド・リーンという監督の評価の高いこと。
次の回でアメリカを見てみるが、これはまた実に幅広いのだ。とてもイギリス編のようにすぐまとめられないほどである。
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