長崎にて
丘の上がグラバー邸になる
今、長崎全日空ホテルにチェックインした。いやあ暑い。
ひざしが南国だ。あらためて思う。
このホテルは大浦の四海楼の前にあって、大浦天主堂の上がり口にある。修学旅行のたまり場のような場所だ。それも悪くない。天主堂にはすぐに行かない。今夜遅くか明日の朝早く行ってみよう。誰もいないときの天主堂は実にいい。20年前、よくそうした。
船の汽笛が聞こえてきた。大波止からだ。五島行きの連絡船が出港するのだろう。長崎に帰ってきたと実感する。
今夜はある会で、韓国宮廷料理について話をすることになっている。むろん、私は食べるのは得意だが作るのは苦手だ。だから、その宮廷料理の歴史的な背景を長崎とからめて語るつもりだ。
長崎県は壱岐対馬を含んでいる。朝鮮半島との関係は想像以上に深いのだ。
さきほど、長崎局に赴任しているT君に連絡した。彼は私の京都の教え子で今年入社したばかりの新人だ。電話をすると、突然なので驚いてはいたが、今朝の番組を作ってほっとしているところでもあった。私の今夜の会について説明するとうかがいますという返事。終わったら、一杯飲もうと約束した。
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長崎港越しの稲佐山