夏休みのない夏休み
ようやく暑さがもどってきた。今日は海水浴場やロングビーチに人が押しかけてくるだろう。でも、昨日までの雨で海はまだ濁っているのではないかな。水も冷たいと予想される。
ツヴァイクの道を歩いても、山水が轟々と音を立てて流れている。
ブログでは、触れる機会を失したが、7日に「みんな怪獣が好きだった」が無事放送された。その日から始まる特撮ドラマ「WOO」のキャンペーンが番組の狙いだったが、大伴昌司のことを紹介したいと考えてわたしたちはこの企画を立てたので、番組が成功したことは嬉しい。
このところ、90分の特番を2本も私はかかえていたので、「みんな―」のほうは監修という立場で関わった。45分のセミドキュメンタリーなのだが、けっこう面白くかつ情報満載で、ファンには喜んでもらえたのではないだろうか。プロデューサーのOさんはよく奮闘したと思う。
大伴昌司はいよいよこれから本格的始動だ。19日には世田谷文学館で大伴シンポジウムが開かれる。一応、司会をすることになっているので土曜日の「戦争へのまなざし~映画作家・黒木和雄の世界~」が放送されれば、そっちの方へ向かうことにする。
職場は今夏休み休暇を取得する人が多く、ほぼ開店休業状態だ。
私は長年原爆、戦争関連の番組を担当してきて、この時期はいつも休むことができないままで現役を送った。定年ということで一区切りつき、その状況が変化するかと思ったが。相変わらず同じだ。
でも、この時期に休まず番組を作るのは結構好きだ。他局もこの時期には力のこもった番組が続々出てくるし、私の仲間たちも満を持して作り上げてきたハードなドキュメンタリーを引っさげてくる。そういう「修羅場」に身を置くことは、私を奮起させる。
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