たのしみは
朝もやのかかるツヴァイクの道を下る。名も知らない鳥が鳴いている。もやの中でこだまする。神秘だ。
この道を通って会社へ通うことになったのは1995年。かれこれ11年になる。毎日通っても風景を見飽きることはない。写真で撮ると昨日と変わらない景色でしかないのだが、肉眼〈だけでなく、五感には〉日々新しい。
今朝のような雨もよいであると、草草が青々している。故郷の橘曙覧の「たのしみは」の歌にならって短歌を作ってみた。歌心がないから叙景になるが。
たのしみは峰の家出て山下る 海辺の駅へ向かふすがら
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