定年再出発 |
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ここぞとばかりに食べるの記
昨夜も一昨夜も、寿司屋に行った。この町に来たら瀬戸内のおいしい魚を食べたいのだ。 一昨夜行った店は、10年前通ったCHIMAKI。ちょっと高級な店だ。ほかを倹約してでもうまいものが食べたかったから、頑張って通ったものだ。板長は昔からのなじみの人だ。私が入っていくと「お帰りなさい」と声をかけてくれた。うれしいなあ。あの頃入ったばかりのお運びさんも、すっかりロウタケテ和服の似合う女性になっていた。若女将にでもなったのかな。私の顔を見てにっこり笑ってくれた。 穴子を巻いたものを食べる。穴子が舌の中ほどで溶けてゆく。それに胡瓜がからむ。ひれ酒にした。酒がすすむ。 かわはぎの煮付けを所望。5分足らずで来る。ほくほくの身を箸でほぐすと、つるりとはがれる。表皮と白身が汁でからまっている。魚のそばには汁をたっぷり吸った豆腐。これがまたうまい。そして箸休めではないがゴボウが2切れ、行儀よく待っていてくれる。だんだん酔いがまわってきた。くだらない駄洒落をおさえることができない。板長がにこにこ笑っている。 ほろ酔いで店を出た。女将が玄関まで送ってくれ、来年のカレンダーとお土産をくれた。また来ますよと、手を振った。 そして昨夜の寿司屋はOOI。カウンター中心のこじんまりとした寿司屋だ。カウンターに座るや「こいわし」という張り紙が目に入った。それ下さいと頼むと、もう少ししか残っていませんがと板さんが答える。「いやあ少しでもいい、それ生のこいわしでしょ」と私。当然という顔で、板さんがさっそく捌いてくれる。 たしかに量はほんの少し、7切れか8切れ。でも生姜醤油で食べるとめっぽううまい。こいわしは小さいから腐るのが早い。とても東京など遠くには出荷されないのだ。広島でも、朝とれたものしか生で食べられない。続いて夜泣貝の刺身。これも瀬戸内独特の風味。こりこりしていて歯ごたえがいい。みずいかのみみの刺身もいく。地酒のぬる燗があうのだ。この夜はここまでにして店を出る。 パスタが食べたかったのだ。平和公園の前にあるMARIO。ここのパスタはお気に入り。麺のゆでかたが、固ゆでで食べるとしこしこする。おまけにソースがいい。これを食べるために、すし屋で握りを食べるのを控えたのだ。 車を飛ばしていくと、店は満席だった。が、少しまっていたらすぐ2階の席へ案内される。ギャルソンがとても洗練されていて、気持ちのいいサービスをしてくれる。イカ墨のスパゲッティとモッツォレラチーズのトマトソースパスタ。食べた。うまかった。 やや食べすぎだ。外へ出ると、前に平和公園の暗闇が広がっていた。 いつもこんな贅沢ばかりしているわけではむろんない。久しぶりに行くと決めたときから、無駄使いをやめていたのだ。ああよかった。渋谷はこどもたちが行くような店しかないから、こういう至福の時間はなかなかないのだ。 そして、昼飯はうどんの「TIKARA」へ足を運ぶ。ここはおばちゃんや爺ちゃんの多い店。安くてうまいのだ。注文するのはいつもカレーうどん、540円。どうってことない味だがそれがいい。大阪ほどうどんがおいしいわけではない。スープもやや薄味。でも一滴残らず飲む。青ねぎとカレーがよく合うのだ。食べ終わるとさっさと出て、紙屋町の交差点に立つ。風景を見回す。人影が減ったなあ。 そういえば横断歩道が消えている。では人間はどこだ。地下に降りるといっぱい歩いていた。私がいるころはなかった地下街だ。 でも、チンチン電車が走る街はやはり地上がにぎわっていてほしいと思うのだが、それはよそ者のわがままか。 来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
by yamato-y
| 2005-12-10 11:46
| 登羊亭日乗
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Comments(1)
Commented
by
buchi-bahri at 2005-12-13 23:29
昔、広島の本通りと言えば唯一の繁華街でした。お琴の老舗や一本裏通りに入れば、木村屋パンに魚屋などなど我が悪友たちがずらり。それが今やすっかり様変わり。携帯屋にファーストフード。何故か下着屋がハレンチ!京都から来ているディレクターがウチもそうやけど広島も下品になったなあ・・・。ヤレヤレ。
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