広島から帰って
2月2日の広島での講演は無事終えた。昨日帰路で凱晴の富士を見た。すっかり雪化粧した富士の峰は青空のなかにくっきりと建っていた。久しぶりに富士と向かい合う。大磯にいる頃はよく冬の富士を仰いだものだが、この2,3年はなかった。
帰りの新幹線では広島で得た思いを反芻していた。早逝したKさんのこと、庚午の消失した社宅のこと、広島市立大学の麗しいキャンパス、80分におよぶ津田投手へのオマージュ、紙屋町のふぐ屋、原爆資料館で感じたこと、太田川の豊かな水、そしていつもの旅より多かった忘れ物。
わずか4時間ほどの旅だが、品川に着いたときはほっこりしていた。夕方でまだ日はあったが居酒屋に寄る気も起らずまっすぐ目黒の家にもどった。焼酎のお湯割り一杯で疲れがどっと出たのか仮眠した。目が覚めると午後7時を回っていた。ああ少し老いたなと感じた。
来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれません
人気blogランキング